つかの間の休憩中、いつもと違うエンジン音が鯛崎島方向から聞こえてきます。
タグボートに引っ張られた台船が満潮に逆らい、大島伯方大橋方面に向かって進行。
が、この日の通過時間はお昼にかけて、潮の流れが最強で7.8ノットと強めの巡り合せ。
1時間以上、潮ニモマケズ頑張っていたようですが、だんだんエンジン音が大きくなり始めた途端、エンジン停止。そのまま潮に流されて鯛崎島の影に隠れてしまいました。
この日は結局、宮窪港に帰るまで、タグボートと台船を見かけませんでした。潮の流れが止まる時間を狙って再チャレンジすればよかったのに。。
潮汐を知り尽くしている村上水軍であったならば、より経済的な船頭をしていたことでしょう。(D)