能島城内の通路を確認するために行われた発掘調査(平成25年度)は、史跡整備検討委員会において十分な調査成果が得られていないことから、本年度(平成27年度)新たに7箇所の追加調査を行い、今後の史跡整備に活かすということが提案されました。
今回掘る場所は、
① 「船だまり」と呼ばれる能島北側の海岸斜面
② 「南部平坦地」と呼ばれる能島南側の傾斜面
③ 能島東側の海岸部分にある大きな穴 「 大穴 」 を半分掘り 使用された時代を探ります。
◎ まずは調査する前に草刈と清掃をします。
船だまり傾斜面 ( 草刈前 )
船だまり傾斜面 ( 草刈後)
船だまり 呼ばれる海岸斜面には、平成25年度に通路状と見られる遺構
◎ http://suigun-staff.blogspot.jp/2013/10/blog-post_22.html
◎ http://suigun-staff.blogspot.jp/2013/12/blog-post.html が確認されています。
この通路がどのようなルートを通るのか。それを探るのが今回の最大の目的です。
通路の延長線と見られる部分を想定して 掘る部分に白線ロープを3箇所設定しました。
この枠内を少しずつ丁寧に掘っていきます。今年は前回の調査よりも人員をパワーアップし、調査に臨みます。
またよい結果が表れ始めましたらご報告したいとおもいます。( iD )