本日と明日、宮窪公民館で開催されている宮窪公民館文化祭。
公民館2階の会議室では、
村上水軍博物館の出張展示 昭和のみやくぼ写真展 も開催中です。
のどかな田園風景、大量に撮れた瀬戸貝、みかんを運ぶ船、人力で搬出する大島石。
昭和の宮窪を代表する風景をパネル展示しています。
昨年度末をもって閉校となった旧宮窪中学校の1987年と2014年の航空写真や、木造校舎時代の写真も展示しています。
ぜひご観覧ください!
K
2015年10月31日土曜日
2015年10月24日土曜日
おめでとう!えみちゃん!!
村上水軍博物館が誇るミュージアムパートナーには、“えみちゃん”と呼ばれ、みんなから慕われるマドンナがいらっしゃいます。
その“えみちゃん”こと、藤本恵美子さんが、内閣府が認定するエイジレス・ライフ実践者に選ばれ、このたび博物館で表章式が行われました!
エイジレス・ライフ
内閣府ではエイジレス・ライフ(年齢にとらわれず自らの責任と能力において自由で 生き生きとした生活を送る)を実践している高齢者を選定し、認定をしています。
えみちゃんは、マドンナ会というグループを結成し、そのリーダーとして、開館当初からボランティアでよろいや小袖の試着を行っていました。現在も多忙期の週末を中心に活動され、若手グループを後継者として育てるなど、年齢を感じさせないパワフルな活動をされています。
「生まれ育った宮窪に恩返しをしたい。できるうちは、なんでもするけんね。」
その功績をたたえ、今治市が推薦をしたところ、今年度は愛媛県内の個人では唯一、えみちゃんが認定されたのです。
おめでとうございます!
ますますのご活躍をお祈りします!
K
その“えみちゃん”こと、藤本恵美子さんが、内閣府が認定するエイジレス・ライフ実践者に選ばれ、このたび博物館で表章式が行われました!
エイジレス・ライフ
内閣府ではエイジレス・ライフ(年齢にとらわれず自らの責任と能力において自由で 生き生きとした生活を送る)を実践している高齢者を選定し、認定をしています。
えみちゃんは、マドンナ会というグループを結成し、そのリーダーとして、開館当初からボランティアでよろいや小袖の試着を行っていました。現在も多忙期の週末を中心に活動され、若手グループを後継者として育てるなど、年齢を感じさせないパワフルな活動をされています。
「生まれ育った宮窪に恩返しをしたい。できるうちは、なんでもするけんね。」
その功績をたたえ、今治市が推薦をしたところ、今年度は愛媛県内の個人では唯一、えみちゃんが認定されたのです。
おめでとうございます!
ますますのご活躍をお祈りします!
K
2015年10月22日木曜日
祝!来館60万人!
平成16年10月にオープンした村上水軍博物館。
2015年10月16日、記念すべき60万人目のお客様が来られ、
盛大にお祝いをいたしました!
盛大にお祝いをいたしました!
朝から何度もリハーサルしたかいあって、
本番も無事にくす球がひらきましたよー!^^
60万人目のお客様は、島根県安来市から来られた
太田さんご夫妻です!
急なお願いにも関わらず、快く取材を受け入れて頂きました!
昨年度完成したやまなみ街道を通ってしまなみ海道にいらっしゃったとのこと!
最近島根・鳥取からのお客様が増えたなあと思っていたらそういう理由があったんですね!
かく言う私も実はしまなみ・やまなみを通って出雲大社に行ったのですが、ホントに3時間程で着いてしまってびっくりした記憶があります。
太田さんご夫妻は今回、喜寿のお祝いの旅行で博物館に来られたとか!
お祝いの日の思い出に、
当館が少しでもお役に立てていれば幸いです!
当館が少しでもお役に立てていれば幸いです!
2015年10月20日火曜日
世界記憶遺産と村上海賊 其の壱
10月10日未明、嬉しいニュースが我々のもとにまいこんできました。
「東寺百合文書」がユネスコの世界記憶遺産に認定されることが決定したのです。(バンザイ)
今回、世界記憶遺産への認定が決まった「東寺百合文書」とは??
―京都の東寺に伝わった古文書で、その数は鎌倉・室町時代のものを中心に25,000点にも及びます。江戸時代に加賀藩(現在の石川県)の殿様が百個の桐の箱を寄付して、それらに納められたことから「百合文書」と呼ばれてます。現在は京都府立総合資料館で保管されております。
あれ??京都のお寺に伝わった古文書??
村上海賊と関係ないやん!!
そう思われた方々もおられるでしょう、、、
しかし、実はこの「東寺百合文書」、、、
村上海賊にとって記念すべき古文書なのです!!
何が村上海賊にとってメモリアルなのかと申しますと、、、
古文書に村上海賊が初登場するのが、この「東寺百合文書」なのです!
少し小難しいお話になりますが、、、
※読むのが面倒な方は字が大きくなるところまで読み飛ばして下さい
歴史学では、後になって書かれたものよりも、同時代に書かれた手紙(古文書)や日記(古記録)のほうが、その情報が信頼できることから、重要視されます。
後の時代に書かれた系図などの情報も、同時代の手紙や日記から裏付けられなければ歴史的な事実とは見なせないのです。
村上海賊も、後に書かれた系図には、南北朝時代の人物が書かれていますが、残念ながら、同時代の資料でその存在を裏付けることはできません。
そんな村上海賊が、同時代の資料で初めて確認できるもの―
そう、村上海賊が歴史的事実となった瞬間、、、
村上海賊にとって、記念すべき古文書が、「東寺百合文書」には含まれています!!
時に、1349年!!世の中は南北朝内乱!!
こんにちは!!村上海賊!!
ということですので、
村上水軍博物館も、「東寺百合文書」の世界記憶遺産認定を心より祝福します!!
記念パネル展示、始めました!
ところで、なぜ京都のお寺に伝わった古文書から村上海賊のことが分かるのでしょうか??
その理由は次回以降説明させていただきます!
to be continued!
新人学芸員O
2015年10月16日金曜日
宮窪秋祭りに行ってきました!
10月も半ば。
すっかり寒くなってきました。
世間は秋祭りの時期ですね^^
愛媛県内でもたくさんのお祭りがあります。
私は東予出身なのですが、新居浜では新居浜太鼓祭りがあったり、西条では西条祭りがあったり。
松山では喧嘩神輿が有名ですよね。
南予では牛鬼祭りがあったりします。
私個人はまだ南予の方のお祭りには行った事がないのですが、
東予の祭りも松山の祭りもすごい迫力で、一度は見る価値があるんじゃないかなあなんて思います。
いつか南予の方のお祭りも見てみたいものです。
もちろんここ、大島は宮窪町でも秋祭りがあります。
10月11日、日曜日の宮だしを見に行ってみました^^
宮出しを終えた
ご神体を入れた神輿ややぐら、獅子舞たちが船の上に乗せられています。
私は初めて見たのですが、漁師町はどこもこんな感じなんでしょうか?
船が転覆しそうなくらいに大きく揺らしたり
陸に上がってからはやぐらに乗った子供が一生懸命太鼓を叩いたり、
喧嘩神輿があったりと盛りだくさんでした!
狐がおどり(というんでしょうか?)
を披露したり、
獅子舞が舞ったり
個人的には見たことの無い光景です。
ちなみに、同じ大島島内でも吉海町と宮窪町ではお祭りの内容が違うとのこと。
さらに同じ宮窪町内でも、友浦や早川、余所国の地区ごとで全く違うお祭りで、
さらにさらに宮窪町宮窪の中でも浜、陸、向、中村の四地域でそれぞれ特色も違うんだそうです。
館長によると、このお祭りは江戸時代からほぼ形を変えることなく続いているそう。
確かに、まるでそこだけタイムスリップしたかのような気分になりました。
ちょっと都会じゃ見られない、伝統的でエキゾチックな光景だなと思います。
浜の文化が色濃く残る宮窪。
派手で大きなお祭りもいいけれど、小さな町の地域色の濃いお祭りも面白いものです。
いつまでも残していきたい素晴らしい文化ですね^^
すっかり寒くなってきました。
世間は秋祭りの時期ですね^^
愛媛県内でもたくさんのお祭りがあります。
私は東予出身なのですが、新居浜では新居浜太鼓祭りがあったり、西条では西条祭りがあったり。
松山では喧嘩神輿が有名ですよね。
南予では牛鬼祭りがあったりします。
私個人はまだ南予の方のお祭りには行った事がないのですが、
東予の祭りも松山の祭りもすごい迫力で、一度は見る価値があるんじゃないかなあなんて思います。
いつか南予の方のお祭りも見てみたいものです。
もちろんここ、大島は宮窪町でも秋祭りがあります。
10月11日、日曜日の宮だしを見に行ってみました^^
宮出しを終えた
ご神体を入れた神輿ややぐら、獅子舞たちが船の上に乗せられています。
私は初めて見たのですが、漁師町はどこもこんな感じなんでしょうか?
船が転覆しそうなくらいに大きく揺らしたり
陸に上がってからはやぐらに乗った子供が一生懸命太鼓を叩いたり、
喧嘩神輿があったりと盛りだくさんでした!
狐がおどり(というんでしょうか?)
を披露したり、
獅子舞が舞ったり
個人的には見たことの無い光景です。
ちなみに、同じ大島島内でも吉海町と宮窪町ではお祭りの内容が違うとのこと。
さらに同じ宮窪町内でも、友浦や早川、余所国の地区ごとで全く違うお祭りで、
さらにさらに宮窪町宮窪の中でも浜、陸、向、中村の四地域でそれぞれ特色も違うんだそうです。
館長によると、このお祭りは江戸時代からほぼ形を変えることなく続いているそう。
確かに、まるでそこだけタイムスリップしたかのような気分になりました。
ちょっと都会じゃ見られない、伝統的でエキゾチックな光景だなと思います。
浜の文化が色濃く残る宮窪。
派手で大きなお祭りもいいけれど、小さな町の地域色の濃いお祭りも面白いものです。
いつまでも残していきたい素晴らしい文化ですね^^
2015年10月14日水曜日
特別展!!きてます!!
みなさんこんにちは、新人学芸員Oです。
前回のブログ執筆してからブログ執筆をサボっておりましたが、今回も特別展の見どころを紹介して参ります。
そんな特別展のチラシ、みなさんはもう見られましたよね!?
こちらです!(ジャジャン!!)
↓
!!!
ポスターの真ん中に誰かおる!!
この人誰やねん!?
そう!
九鬼嘉隆です!(う、うおーーーーーーー)
この九鬼嘉隆肖像画、、、
ポスターに使用しているということは、、、
九鬼嘉隆肖像画が!!
村上水軍博物館に!!
きてます!!
そして、、、
その他にも、
九鬼水軍関連資料が!!
村上水軍博物館に!!
きてます!!
特に、九鬼嘉隆肖像画は至近距離でご覧いただけます!
この機会に是非とも間近でご覧ください!
さて、
九鬼嘉隆といえば、、、
織田水軍の大将として、第二次木津川口の戦いでは鉄甲船で村上海賊を破った、村上海賊の永遠のライバル、、、
そう思われた方々!
近年の研究では、こうした九鬼嘉隆や第二次木津川口の戦いへの理解も変わってきております。(な、なんと!)
九鬼嘉隆や鉄甲船の本当の姿とは!?
気になったみなさん!!
是非特別展へお越しください!!
2015年10月7日水曜日
能島水軍・潮流体験に行ってきました!
博物館のすぐ正面に、能島水軍という施設があるのをご存知ですか?
なんと、ここでは海鮮バーベキューや昼食なんかが食べられる他に、潮流体験が出来るんです!!!
「迫力あるよ!」
「思ったよりすごいよ!」
なんて噂をたくさん聞く潮流体験・・・
いったいどんなものなんだろう??とずっと気になっていたのですが、
今回、やっと念願の潮流体験をすることができました!!
ライフジャケットを着込んでいざ出発です!
実は私は学生時代、台風と梅雨前線を突っ切って東シナ海の海洋調査に出かけたことがあるのですが・・・
その時に比べると瀬戸内海は穏やかだって聞くし、潮流なんてたいしたこと無いんじゃないか、って少しばかり思っていました(笑)
たしかに、波は穏やかで、船に乗っていても縦揺れは少ないです。
ところがどっこい。
写真で分かるでしょうか?
この迫力と、潮流の速さ!
カメラマン(私)の腕が悪いばかりに上手く伝えられないのがもどかしい!!!
この時船はエンジンが切られているので、もちろんエンジンの波しぶきではないですよ!
自然のものです。
能島村上水軍本拠地、能島にも寄ってくれます。
今日も発掘作業が行われてますね。
運が良ければ、学芸員Dの発掘中の姿が見られるかも??
迫力満点の潮流と
船のすぐ横に渦潮が現れたり
能島周辺はだいたい水深20~40メートル程度だそう。
宮窪の子供達は昔、こんなところで泳ぎまわっていたと聞きます。
物凄いですよね(笑)
泳いでいたら、上から波が叩き付けてきて浮き上がれなくなることがあるそう。
怖い!
橋を下から見上げるレアな体験もしました。
くじら伝説がのこるお地蔵さんです。
写真ではすごさが伝わりにくいですが、
実際見るとすごい迫力ですよ!!
外洋に比べて縦ゆれが少ない代わりに、流れが物凄い!
まさに潮流体験です。
小さいお子様でも問題なく体験できていました^^
潮流体験と博物館見学。
二つとも体験すると、能島村上水軍の理解がより深まるかも??
潮流体験をしながら歴史ロマンに浸ってみるのはどうでしょうか?
ちなみに潮流体験中も、獲物を狙う鳥たちをたくさん見かけました。
こんな潮流のはやいところで育った魚、おいしいに違いない・・・
この鳥はグルメなのかもしれませんね(笑)
スタッフYでした!
なんと、ここでは海鮮バーベキューや昼食なんかが食べられる他に、潮流体験が出来るんです!!!
「迫力あるよ!」
「思ったよりすごいよ!」
なんて噂をたくさん聞く潮流体験・・・
いったいどんなものなんだろう??とずっと気になっていたのですが、
今回、やっと念願の潮流体験をすることができました!!
ライフジャケットを着込んでいざ出発です!
実は私は学生時代、台風と梅雨前線を突っ切って東シナ海の海洋調査に出かけたことがあるのですが・・・
その時に比べると瀬戸内海は穏やかだって聞くし、潮流なんてたいしたこと無いんじゃないか、って少しばかり思っていました(笑)
たしかに、波は穏やかで、船に乗っていても縦揺れは少ないです。
ところがどっこい。
写真で分かるでしょうか?
この迫力と、潮流の速さ!
カメラマン(私)の腕が悪いばかりに上手く伝えられないのがもどかしい!!!
この時船はエンジンが切られているので、もちろんエンジンの波しぶきではないですよ!
自然のものです。
能島村上水軍本拠地、能島にも寄ってくれます。
今日も発掘作業が行われてますね。
運が良ければ、学芸員Dの発掘中の姿が見られるかも??
海底の磯にぶつかって盛り上がってくる沸き潮(写真じゃ分かりにくい・・・・)
迫力満点の潮流と
能島周辺はだいたい水深20~40メートル程度だそう。
宮窪の子供達は昔、こんなところで泳ぎまわっていたと聞きます。
物凄いですよね(笑)
泳いでいたら、上から波が叩き付けてきて浮き上がれなくなることがあるそう。
怖い!
橋を下から見上げるレアな体験もしました。
くじら伝説がのこるお地蔵さんです。
写真ではすごさが伝わりにくいですが、
実際見るとすごい迫力ですよ!!
外洋に比べて縦ゆれが少ない代わりに、流れが物凄い!
まさに潮流体験です。
小さいお子様でも問題なく体験できていました^^
潮流体験と博物館見学。
二つとも体験すると、能島村上水軍の理解がより深まるかも??
潮流体験をしながら歴史ロマンに浸ってみるのはどうでしょうか?
ちなみに潮流体験中も、獲物を狙う鳥たちをたくさん見かけました。
こんな潮流のはやいところで育った魚、おいしいに違いない・・・
この鳥はグルメなのかもしれませんね(笑)
スタッフYでした!
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