宮窪小学校6年生の希望者が月に一回参加する「まちなか探検教室」。
今回は、
能島城へ上陸してきました。
能島へ上陸する前に、まずは能島の現状と「簡単な散策マップ」で予習。さすがは地元の小学生。ほとんどが上陸体験済みです。
以前より、より中世のお城らしくなった能島の現状を解説。
中学生になる頃には、能島城の視界の妨げになっている雑木がほとんど伐採される予定を報告しました。桜の木についても今後、どうなっていくのかをプラス指向で概説をしましたが、少しは理解してくれたかな。
さらに高校生になっている頃には、桜の島から史跡の能島城へと変貌し、散策してもわかりやすい解説写真、散策マップ、散策行程看板、もしかしたら便宜的な展望所などが構築されているかもしれません。
子供たちは、郭 ( 平坦面 ) の説明よりも海岸部分の散策の方が楽しかったようです。その理由は海岸部分で手に取って確認できる土器などの表採遺物。そして海洋生物でしょうね。
案外、知られていなかったのは鵜島の海アヒル。鵜島の鵜島カフェ前で飼われている「鵜島ダック」が能島にやって来たことの話をすると、アヒルが海にいること自体を不思議がっていましたね。
今年度は発掘調査を行っていなく、残念ながら発掘調査体験はかないませんでしたが、来年度は行う予定ですので、体験できるかな?? 来年度はココ↑↑ 能島の大穴を調査する予定です。
最後に鯛崎島との海岸部を散策中。クラゲがそのまま岩礁にへばりついたままになってました。
もちろん見つけたのは地元小学生。子供たちの能島散策は、岩礁ピットはむろん、いろんなところに目が届き、目が輝いていましたよ。(D)