企画展「村上家のおもてなし」
いよいよ明日からです!!
今回は、「村上海賊」時代のその後、江戸時代の村上家です。
「海賊停止令」で滅びたと思われがちな村上海賊。
海賊時代のその後はあまり知られていません。
江戸時代の村上家は、萩藩の海担当「御船手組」として、お殿様の参勤交代や朝鮮通信使の船の警護をしたり、外国からの漂流船が来た際に対応するなど、海に関する仕事で活躍し続けています。
そんな御船手組が住んでいたのは、現在の山口県防府市にある「三田尻」。
今回の展示の舞台は、この三田尻の村上家屋敷です。(今治じゃないよ)
タイトルの「おもてなし」。
これはこの資料からきています。
「重就公三田尻御住居被遊候内当家江被遊御成候節之控」
しげたかこうみたじりごじゅうきょあそばされそうろううち
とうけへおなりあそばされそうろうせつのひかえ
めっちゃ長いので、展示担当Mが毎度早口でフルネーム言おうとしてまわりに「もうええ!」って言われていました笑
萩藩7代藩主「毛利重就」は、隠居地を「三田尻」に定めて、亡くなるまで三田尻で暮らしています。
この「重就公」が「三田尻」に「御住居」している間に、「当家(村上家)」に「御成(いらっしゃった)」ときの記録がこの資料です。
つまり、村上家の元藩主への接待記録!
=「村上家のおもてなし」です。
今回は図録を販売しますが、この資料の翻刻(崩し字を活字化したもの)を全文掲載しているので、気になる方はぜひご購入ください!
36ページ 300円
初出し資料もたっくさんあるので
ぜひ見に来てくださいね!
Mがおねだりして作ってもらった
おもてなしバリィさん
もお出迎えしてくれます
(あまりにもかわいい😂)
M