2013年12月6日金曜日

能島城 城内通路調査進行中!  ビーチに「ねこ足?」が

先月の30日(土)に行われた能島の現地案内会も終了し、本丸周辺の城内通路確認調査もいよいよ始まります。




 



その前に、船溜まり周辺のトレンチ調査を先行して実施。その訳は。。ここは寒いところで有名ですから。。。
 


先週の第2回目整備検討委員会で、当時の登城通路として使用されていたと推定される溝付の段状遺構(通路)がお披露目されました。


遺構状況をもう少し把握するためには、斜面側(写真手前側)へ少し拡張する必要があることから、文化庁へ再度拡張申請(現状変更申請)を行った後、トレンチを少し広げる予定です。
よりはっきりとした状況がわかるよう期待がかかります。


許可が下りるまでそのトレンチはお預け。他のトレンチなどを慎重に掘り下げています。

 
この日は、満潮で潮の流れが速い大潮にあたることから、写真を撮ろうとふわふわ砂浜の船溜まりに降りると、どこかで見たことのある4本足動物の足跡が刻まれていました。


よく見ると爪のあともはっきりとした「ねこ足」??西側から東側へ一方通行。その足跡は、陸地から始まっているのではなく、砂浜?から。しかも途切れているのも砂浜でした。【左側の足跡はDの長靴】


ということは海から渡ってきたということ??

調査中、4本足の動物に遭遇したことはないことから、どうやら能島本体の郭(平坦面)には上陸を行わず、海を泳いだようです。。

このあと数時間で満ちてしまい、砂浜の出来事はかき消されてしまいました。。

 
12月で比較的暖かい日であったとはいえ、海水温も低いはず。流されてきたのかわたってきたのか。。謎は多いですが、タヌキ??ねこ??

みなさん想像してみてください。(D)