その前に、船溜まり周辺のトレンチ調査を先行して実施。その訳は。。ここは寒いところで有名ですから。。。
先週の第2回目整備検討委員会で、当時の登城通路として使用されていたと推定される溝付の段状遺構(通路)がお披露目されました。
遺構状況をもう少し把握するためには、斜面側(写真手前側)へ少し拡張する必要があることから、文化庁へ再度拡張申請(現状変更申請)を行った後、トレンチを少し広げる予定です。
よりはっきりとした状況がわかるよう期待がかかります。
許可が下りるまでそのトレンチはお預け。他のトレンチなどを慎重に掘り下げています。
よく見ると爪のあともはっきりとした「ねこ足」??西側から東側へ一方通行。その足跡は、陸地から始まっているのではなく、砂浜?から。しかも途切れているのも砂浜でした。【左側の足跡はDの長靴】
ということは海から渡ってきたということ??
調査中、4本足の動物に遭遇したことはないことから、どうやら能島本体の郭(平坦面)には上陸を行わず、海を泳いだようです。。
このあと数時間で満ちてしまい、砂浜の出来事はかき消されてしまいました。。
みなさん想像してみてください。(D)