今回は、ついに本文を見ていきます!
前回は「いつ」「誰が」「誰に」という部分を見ました。
「八月十三日」に「毛利輝元」から「村上勝太郎(元武)」と「村上三郎兵衛(景親)」に出されたお手紙であることが分かりましたね。
今回は、「何を」伝えようとしていたのかを見ていきます。
くずし字を活字化(翻刻)してみると、
漢字だらけの文章も、読んでみると日本語だということが分かります。
この読み方も慣れが必要😢
読めなくても全然大丈夫です!
あの漢文はこんな感じで読むんだなぁ~程度に思ってください。
そして、聞きなれない単語がたくさん😱
分からない単語は辞書で調べてみましょう📖!
(例えば『日本国語大辞典』)
そうした作業を経て、
③現代語訳を考えてみる!
原文のニュアンスをなるべく崩さないように現代語訳していくのはとても難しいのですが、大体以下のような意味になります。
山口県周防大島の「安下崎」というところで悪さをしている「賊船」の調査に関する内容のお手紙だったことが分かりましたね。
この件に関して、差出人の毛利輝元は「一大事」だと考えているようです。
これはいつ頃書かれたものなのでしょう🤔?
前回「いつ」書かれたものなのか確認しましたが、「八月十三日」としか書かれていませんでしたね😅
古文書は、後に証拠書類となるような大切な内容のものには年号が書かれますが、その時限りの内容のものには年号は書かれません。
今回の内容も、連絡をしているだけの内容のため、年号が書かれていないのです。
では、どうやって判断するのか……?
それはまた次回。
もっと詳しく内容を見ていこうと思います😊
※「#おうちでバリミュ」⑦で、M担当回は全4回と言いましたが、臨時休館が5月31日まで延長してしまったので、まだまだ続けます😅
今回のブログの内容もまとめています。
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