能島城の主な広葉樹の葉は落ち、余計なものが見えにくくなるため、能島の郭 ( 平坦面 ) がはっきり見え、周辺の島々とは明らかに違う様相を醸し出しています。
この日は天気も良好で金曜日だったこともあってか、サイクリストの方々が能島城を記念撮影。ただ、知らない人もいるのか、すんなり通り過ぎる人もいました。
以前紹介した甘崎城のようにサイクリストや一般の方が通られる国道沿いに一目でわかる看板と復元図付の簡単な解説板があったらいいですね。
集客人数にもよりますが、30~40分程度 博物館ボランティアの「せんどうさん」が城内の散策と発掘調査時のエピソード、城内の様子や海賊たちの仕事ぶりを熱弁してくれます。
上の写真のちょうど真ん中、この日は青いスタッフジャンバーを着た地元住民の S さんがガイド。文字通りお客様を「せんどう」していましたよ。
短い数年間、能島を見ていますが、今の時期が一番能島らしく ( 史跡としての ) 見える時期なのかもしれません。
特にサイクリストの方は近くの国道を通過の際に是非、足をとめていただいて能島を遠望してみてください。(D)