2013年6月15日土曜日

しまなみを堪能。。

しまなみ海道周辺は言わずと知れた瀬戸内海の多島美で有名なところ。


今ではサイクリストの聖地とまで言われ、その名は海外まで知れ渡るほどです。たしかに気候の良い日など、しまなみ沿線にサイクリストを多く見かける機会が増え、博物館でも5月の連休中は新しく寄贈されたサイクルスタンドが大活躍していました。

なぜ楽で早いクルマを使わずに自転車で散策するのか。本四連絡橋の中でも人や自転車・原付バイクなどが渡れる唯一のルートであることはご承知のとおりでありますが、ひとえに多島美という景観と、自転車というややスローな乗り物から見た風景が、移動手段であるクルマからだけでは味わえない風景や「風」を味わえることにも一因があると言えます。


1999年に来島海峡大橋が開通してまもなく、Dも自転車で今治から尾道まで「尾道ラーメン」を食する目的と美術館巡りで、数回往復した経験があります。さすがに少し若いころでしたので、なんとか完走。あの時も「風」を感じながら走っていました。

それから10年以上、自転車通勤ができるはずもなく??自転車からは遠ざかっていましたが、最近は健康増進??のため、近場などは使うように心掛けています。

が、今年のGW(ゴールデンウィーク)は自転車を母艦に載せて宮窪まで。。


例年GWは年間入場数の1割に達するかきいれ時です。ということでほぼフル出勤。妻子は休みで実家に里帰りでしたので、片道40km通勤よりは久しぶりにしまなみを堪能しようと約1週間大島、大三島を中心に滞在しました。

博物館はいつもより圧倒的に多く人ヒト人で、結構大変でしたが、しまなみの多島美に癒されていました。
 

アフター5は地元グルメを堪能。宮窪では新鮮な海産物とゴボ天に舌鼓。伯方島では地元名物のお好み焼き。大三島の名所は大渋滞を予想していたので、多多羅温泉で温泉三昧。

しまなみには多数の施設があり、とても一日では回りきれません。ゆっくり堪能するには地元の民宿やキャンプ場を転々とすることで、よりしまなみを堪能できます。
http://www.go-shimanami.jp/index.html


とにかくゆっくり、四国霊場を回るように一度でなく何回か足を運んでいただいて、多種多様な文化施設、風景、自然を堪能していただきたい。。


★最後に今治市村上水軍博物館に気軽に立ち寄れる方法をお伝えします。★

村上水軍博物館には、入館無料で館内を堪能??できるコーナーがございます。
水軍関係の書物を多く蔵書しているミニ図書館での閲覧(貸出不可・館内閲覧のみ)
鎧の試着体験。
〇 特別展などを除いた企画展示。
〇 3F展望室しまなみ空中散歩。


特に6月30日まで開催中の「来島海峡の旧版海図展」は入場無料です。

来月中旬からは特別展が開催される予定ですので、企画展示室への入場は常設展示室と同じ、観覧券の購入が必要です。

なお、一般の方でも65歳以上の方、JAFカード等お持ちの方であれば、団体割引が適用され、大人一人300円が240円に割引されます。さらに高校生以下は無料です。

ご来館お待ちいたしております。(D)