2014年10月26日日曜日

視界良好

本日は、しまなみサイクリング大会が開催されますね。

世界に類のない美しい島々を観ようと、全国各地から人々が集まってきています。


能島の定期草刈に行くと、能島から宮窪の沿線を奔るサイクリスト達の姿を望むことができます。地元では「一ノ瀬」と呼ばれる眺めの良い場所から、ほとんどのサイクリストが一旦、脚を止めてコチラ「能島城」を眺めていますね。

私たちは、維持管理のため能島に上陸し、草刈やメカケを行っています。今年は雨が多かったこともあり、あまりの草の多さに閉口しましたが、この時期になると伸びもだいぶ落ち着いてきました。

今年も能島の雑木伐採は引き続き行われ、平成27年1月以降、博物館からよく見える東部海岸側を伐採する予定です。

その予定地である東南出丸から鯛崎島を覗くと。。


能島(東南出丸)と鯛崎の間は引潮の流れが絶品の場所ですが、高い樹(クヌギ)が視界の邪魔になっているのは明らかです。
 
来年の春以降は、ココ東南出丸を始め、本丸から見る博物館方向の眺めもすごくよくなるはずです。( 一目でただの島ではなく、人工的に加工・造成された中世の海城 )
 
  コチラの写真は、伐採前に郭Ⅲ(三の丸) 休憩場所から撮った状況。
 
クヌギの木を伐採後、同じような場所から撮っていますが、視界は良好です。
 
 
クヌギが再び大木にならないようにメカケ作業は続きます。(D)