その名も「かげちかくん」。先日、南海放送、読売新聞、朝日新聞、今治CATVでも紹介されましたので、すでにご存じの方もいらっしゃると思います。
実在した村上景親をモデルとしたキャラクターです。
村上水軍博物館の収蔵資料の多くは、この村上景親の末裔の家に伝わるものです。景親は、有名な村上武吉の次男で、小説『村上海賊の娘』では、主人公「景」の弟として、重要なポジションを担っています。
デザインをしたのは、当館が誇るデザイナーМ。
景親の幼少期をイメージし、伝来する景親ゆかりの品を使ってデザインしました。
“やがらもがら”をもち、景親着用と伝わるかぶとや、村上家伝来色々威腹巻(いろいろおどしはらまき)を身にまとっています。 |
すべてのバージョンに、うしろすがたもあります。腹巻というよろいは、背中をパカッとあけて体を入れるタイプですので、そこまでこだわったデザイン。 |
ほうろく玉バージョン。重くてうまく投げられません。 |
村上景親の肖像画をモデルに。父の村上武吉が景親の初陣を祝って舞った時に吹いたと伝わる横笛をこっそり練習しているという設定。 |
赤フンバージョン。ほら貝を練習中。ほら貝は伝来品にあり、現在展示中です。以前、因島水軍城のお土産物に赤いフンドシがあったそうです。なんとその赤いフンドシに『村上海賊の娘』誕生のきっかけがあるそうですね。 |
鵜島ダックバージョン。家紋の入ったのぼりも実物資料をもとにしています。 |
鵜島ダックの記事はこちら↓
http://suigun-staff.blogspot.jp/2014/01/part-2.html
今回の特別展にちなんで。過所旗バージョンです。 |
かげちかくんを使って村上水軍をPRしたい!という方へ。
まずは、村上水軍博物館(0897-74-1065)までご連絡ください。目的によっては画像の使用許可が出せない場合もあります。上の画像の無断転載はご遠慮くださいませ。
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