2016年6月15日水曜日

「秘密のケンミンSHOW」で村上水軍!

明日6月16日(木)夜9時から放送の「カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW」で村上水軍が特集されます!

村上水軍博物館が企画・製作に少し協力をさせていただきましたので紹介いたします!


◆織田信長を打ち破った「日本の海賊王」村上水軍の秘密を徹底調査!


詳しくは番組ホームページをご覧ください。
http://www.ytv.co.jp/kenmin_show/


「日本遺産」認定から多くのテレビ・新聞・ラジオで引っ張りだこの村上海賊。

認定されたストーリーを詳しく学ぶことができる村上水軍博物館にぜひ来館ください!





2016年6月12日日曜日

インターネットによるライブ授業!

先日、因島にある重井中学校の生徒のみなさんに、村上水軍の授業を行いました。

ただし、私Kが因島に行って、みなさんの前でお話をしたわけでも、生徒のみなさんが村上水軍博物館に来館されたわけでもありません。

ここ村上水軍博物館から、重井中学校にいる生徒さんに向けて授業を行ったのです。

そう、インターネットによるライブ授業(遠隔授業)です!





タブレットに映っているのは、重井中学校の生徒のみなさん。
一人ずつ交代で私に質問をし、そのすべてに答えるという、なんとも刺激的な授業でした^^

質問の内容はまったく知らなかったので、未知なる生徒さんの質問に、約一時間、ひたすら答え続けました。

Q 村上水軍はどれくらいの人がいたのですか?

 
 Q どれくらいの数の船を持っていたのですか?
 

   Q なぜ活躍できたのですか?



なんという難問でしょう。素朴な疑問ほど、答えることが難しいですね。
人や船の数は、じつは解明されていないのです。



タブレットを動かし、能島城や写真を使いながら、説明を行いました。
遠隔授業なので、生徒のみなさんの反応がわかりにくいところもありますが、
会場の先生方の話によると、生徒たちは私の話をよく理解してくれいていたようでした。




さて、重井中学校の様子。





あとで知ったのですが、大型画面じゃないですか!恥ずかしい。。
質問の回答に困っている私の表情は、しっかりと生徒のみなさんに伝わっていたようですね。


もちろん、博物館に来ていただき、展示品や景色を見ながら説明できる方が良いとは思いますが、
それが叶わないときには、こういった授業も有効だなと思いました。

この場をお借りして、主催者である重井中学校の先生方、生徒のみなさん、実現に向けて尽力をされたコーディネーターの福山大学やNTTラーニングシステムズの関係者のみなさまにお礼を申し上げたいと思います。


この授業のようすは、愛媛新聞や南海放送のニュースでも取り上げていただきましたし、
FMラヂオバリバリでも紹介させてもらいました。

良い経験をさせていただき、ありがとうございました!








2016年6月8日水曜日

村上水軍博物館が製作協力をした映画の紹介

村上水軍博物館が製作協力をした映画が公開されました!




このチラシをよく見ていただくとお気づきになると思いますが、「村上水軍」とあります。
そう、この映画のキーワードのひとつが、村上水軍なのです。


資料や情報の提供、道具の貸出などで少し協力をさせていただきました。
そういった縁もあり、エンドロールには村上水軍博物館や、私Kの名前が載っているという噂も・・・。


村上水軍関連の映画で当館が協力をさせていただいたのは、2014年に公開された「瀬戸内海賊物語」以来ですね。愛媛県内の映画館でも公開されていますので、詳しくは公式ホームページを検索してください!


以上、映画の紹介でした!


K

2016年5月19日木曜日

企画展 海の覇者・村上武吉ヒストリー


このブログでも何度か触れているように、「村上海賊」に関するストーリーがこの度、「日本遺産」に認定されました。
この「日本遺産」認定を記念して、博物館では企画展「海の覇者・村上武吉ヒストリー」が開催されております。

能島村上氏の全盛期とされる時期の当主であった村上武吉。
誕生については諸説あるものの、 ―①
若年時に家督争いを経て、能島村上家の当主となり、
瀬戸内海の海上交通を掌握し、その影響力は畿内や九州までもおよび、 ―②
周辺の戦国大名たちの動向に合わせた動きを見せていました。 ―③
そして、豊臣秀吉の時代には、九州や日本海側など、各地を転々とし、 ―④
その後、関ヶ原の戦いの時には、毛利氏の伊予制圧軍に参加するものの、 ―⑤
戦後、毛利氏の敗軍により、所領を減らされ、周防国屋代島にてその生涯を閉じます。
武吉の記憶は、江戸時代以降も、人々の間で語り継がれました。 ―⑥

こうして簡単に書いてみただけでも波瀾万丈な村上武吉の生涯を、館蔵資料を中心に紹介お送
りしております!

それでは早速、上記の①~⑦に合わせて展示の概要を紹介いたしましょう!

まずは、村上武吉の誕生を示す貴重な古文書(「光林寺文書」)が、村上水軍博物館初出展! ―①
















実は村上武吉の生年については諸説あるのです。
果たして真相やいかに!?

続いては、村上武吉の平時や戦時の活動について知ることのできる資料たち!

九州や畿内まで影響力を与えた海上活動について示す資料や、 ―②










村上武吉の「外交」や戦いについての古文書を展示しております。 ―③
村上武吉は、いかにして戦国乱世を生き抜いていったのか?


そして、豊臣秀吉の時代にはに、各地を転々とすることとなった武吉、、 ―④
















こちらは、「日本遺産」認定についてのニュース番組でも映っていた古文書なのですが、
村上武吉の「引っ越し」について書かれたものであります。
「引っ越し」って大変ですよね!!



秀吉死後、天下分け目の戦いとして知られる関ヶ原の戦いと連動して、
日本各地で、西軍方と東軍方との戦いが同時多発的に発生しました。
瀬戸内海でも、三津浜にて、毛利氏の伊予制圧軍と加藤嘉明の留守部隊が激突しました。
三津浜合戦と呼ばれる戦いです。















この三津浜合戦が、武吉にとっては最後の戦いとなり、 ―⑤
その後、周防国屋代島で、武吉はその生涯を閉じます。 

武吉の死後、江戸時代以降も、軍記物語などで武吉については語り継がれていきました。 ―⑥



波瀾に満ちた村上武吉の生涯に触れるとき、
瀬戸内海と島々が織りなす景色が、
雄々しくもどこか哀愁を以て見えることでしょう、、、 

Takeyoshi,forever !!
"Murakami KAIZOKU",forever !!
We will be waiting for your visit to our museum !!


O





2016年5月15日日曜日

本日5月15日は、観覧料無料!プレゼントも!


本日5月15日(日)は、2016「国際博物館の日」を記念し、観覧料が無料になります!

手作りのミニ水軍旗など、ささやかなプレゼントもあります。

企画展「海の覇者 村上武吉ヒストリー」も好評開催中!


ぜひご来館ください!

K

2016年5月12日木曜日

2016「国際博物館の日」記念 5月15日は観覧料無料!!

5月15日(日)は「国際博物館の日」(5月18日)を記念して村上水軍博物館をはじめ、今治市立のほとんどのミュージアムの観覧料が無料になります!


詳しくはこちらをご覧ください↓
今治市文化振興課のホームページ


村上水軍博物館では、来館者の方に 手作りミニ水軍旗 をプレゼントいたします。


大きめの水軍旗(写真左)をおひとつ、もしくは小さめの旗と「昭和のみやくぼ絵はがき」セット(写真右)をお選びいただきたいと考えています。

※ただし、来館者が多く、在庫が少なくなった場合には、旗のみ、ハガキのみのプレゼント、また在庫が無くなりましたら、プレゼントは終了させていただくこともありますので、なるべくお早めにご来館くださいませ。


スタッフ一同、皆様のご来館を心よりお待ち申し上げます。


2016年5月1日日曜日

GW村上水軍博物館のみどころ紹介☆リニューアルされた常設展示☆

村上水軍博物館は、3月末に常設展示室の展示品や解説パネルを大幅に入れ替えました!

今回はリニューアルのポイントをいくつか紹介します。

まずは年表。内容を見直し、屏風型に仕上げました。
年表は2つ作りましたので、イベントにも出展可能!

「ほうろく玉」ってよく聞くけど、どんな武器?という声にお応えし、イメージ復元しました。
実物は残っていないので、江戸時代の史料などを参考に。

村上海賊の活動拠点を紹介する大型パネルをリニューアル!
これを見ると、村上海賊全盛期の勢力範囲や関連する海戦、
関連する地域や通行料を徴収した港などが一目でわかります。情報盛りだくさんの地図です。

現存する村上海賊の2点の通行許可証「過所旗(過所船旗)」の原寸大レプリカも揃いました。

本屋大賞受賞作、和田竜さんの著書『村上海賊の娘』の題材となった
「第一次木津川口合戦」のコーナーを作りました。

リニューアルのメインは、第3室「発掘!海賊たちの遺跡」。
この10年の発掘調査で明らかになった、村上海賊の海城「能島城跡」の実態を紹介しています。

海賊は意外と文化人だった!
能島城から出土したお香や茶の道具、海賊たちが詠んだ連歌などを紹介しています。

映像コーナー「ちょっと潮待ち」の展示スペースに、能島城研究の歩みや、
友浦地区の中世文化財を紹介する特集コーナーを設置しました。

村上家記念室は、「能島村上家の至宝」と「村上海賊の行く末」のコーナーを作りました。
豊臣秀吉の朝鮮出兵、関ケ原合戦、江戸時代の能島村上氏の活躍を、
時代を追って紹介しています。

このほかのコーナーも展示替えをしていますので、あらためて紹介します。

最新の研究状況を反映した常設展示になっておりますので、ぜひご覧ください!





☆明日5月2日(月)は臨時開館!

2016年4月30日土曜日

村上水軍博物館5月2日(月)は臨時開館!

5月2日(月)は通常は休館日ですが、連休の間にあたるため臨時開館をいたします。
ぜひご来館ください!

企画展『海の覇者村上武吉ヒストリー』好評開催中!



見どころの一つは、日本遺産の構成文化財である『光林寺文書』(光林寺蔵)に収められた「村上武吉寄進状」で、当館では初公開です。


これまで諸説あった村上武吉の生まれ年の解明に迫る「信憑性の高い」古文書です。
ぜひ実物をご覧いただければ幸いです。


K