2014年5月8日木曜日

会期延長決定! 企画展 小説『村上海賊の娘』の世界 7月6日まで!!

会期延長を望むお客様の声や、GWの大盛況を受けて、企画展「小説『村上海賊の娘』の世界」の会期延長が決定しました!7月6日(日)まで開催しておりますので、ぜひご覧ください!


GWのにぎわいの様子は、先日のDの記事を!
http://suigun-staff.blogspot.jp/2014/05/5.html



ぜひお越しください!K

2014年5月5日月曜日

「水軍バリィさん」 5月バージョン


和田先生の 小説 「村上海賊の娘」 が、今年の本屋大賞を獲得されたことや大盛況だった和田竜先生 講演会の影響 ( 効果 )  もあり、今年は連休前から入館者が増加 !!

昨日 ( 5月4日 ) の入館者は、なんと過去最多の一日で1900人近くのお客様が来館されました!!


連休1日の同時期で比較すると2倍の増加ですよ。 まるでテーマパーク会場 のような人・ヒト・ひとの多さに、博物館ボランティアスタッフ 「 せんどうさん 」 や 歴代精鋭職員の援軍 (M・S・N)  で増員された博物館職員も、まさにうれしい悲鳴です。

そして現在会期中の企画展示 小説「村上海賊の娘」の世界 も大好評開催中 !


忙しさもあってか、時が過ぎるのは早いもので、もう連休まっただ中ですね。


あまりのヒトの多さに「 しまのわ 2014 の博物館大使? みキャン」もビックリ。
みキャンは、パイレーツ風のカブトを
 
 
こちらは2Fの水軍バリィさん
 
 
ハバキではなく采配ですよ。 
 
 
館内でスタンプラリーを行ったお子様には、お帰りにどうぞ。
 
 
おとなの方や水軍ファンにはこちらの書籍をどうぞ。
 
 

今、博物館では一階・二階・三階それぞれにおいて企画展を行ってます。
 
ぜひご来館ください。(D)


2014年5月2日金曜日

鶴姫伝説の島へ

明日からいよいよGW後半戦ですね。

GW期間中、唯一の休みの日。隣島の大三島へ足を運んでみました。


朝早くから、県外ナンバーのクルマがほとんどを占めていた駐車場。
車のハッチバックが多く開き始めたので、見てみると、前輪の外れたロードバイクが次々と取り出され、自慢のロードバイクでサイクリングを楽しまれているようでしたよ。

県指定の海城 「甘崎城」 (道の駅 かみうら より)

まずは、島内にある3箇所の温泉巡りから。
多々羅温泉 http://www.imabari-shimanami.jp/tataraonsen/ 

続いて、藤まつりが開かれている公園へ。
甘酸っぱいにおいはまだでしたが、ちょうど見ごろでした。

ココへ来たついでに 名所で腹ごしらえ。
開店30分前に記名し、開店から1時間後に入店できましたよ。
朝飯ヌキだったのでよくばってみました。
 
開店前の時間に、隣の大三島美術館で企画展を見てきました。ゆるきゃら「みしまくん」がお出迎え
 
腹ごしらえの後は、大山祇神社の奥ノ院にある「生樹の御門(いききのごもん)」へ。
 
 
 
 
ここは大樹の根が門のようになっている隠れた名所です。映画トトロに出てくるような大樹ですね。

続いて、海水を利用した温泉「海洋温浴施設マーレ・グラッシア大三島」へ。
ココで2時間ほど寝過ごしてしまいました。。
 
地元の方でしょうか。発掘調査ではなく潮干狩りをされていましたよ。
 
宮浦港から 阿奈波(あなば)神社」前の海上の岩場にたつ鶴姫像をキャッチ
 

(鶴姫伝説)とは。。1543年(天文12年)、大三島に侵攻 (2回目) してきた山口県の守護大名大内氏を苦闘の末、撃退したものの、恋人を失った鶴姫さんは、討死した兄や恋人を想い、18歳で入水されたと伝えられています。

わが恋は 三島の浦の うつせ貝 むなしくなりて 名をぞわづらふ」。と辞世の句を詠まれています。


宮浦港は、2012年9月30日をもって定期航路は全便廃止され、「いまばり・みやうら海の駅」としての運用のみされているようです。

この日は県外からのヨット2隻の他、クルーザーが1隻入港の後、燃料の補給をされてましたよ。ヨットの甲板上ではワンコがお昼寝。海響都市 今治 らしい情景ですね。

この後、連休分の食料を買い込み、大三島で3湯ある最後の温泉多々羅しまなみドーム・三島の湯http://www.shimacon.jp/play/tataradome_onsen.html へ。

ここの湯が一番お気に入り。同じ料金でプールも利用できる点がいいですね。
 
ココからは「ひょっこりひょうたん島」のモデルになったとされるひょうたん島」。
昨年、国の登録記念物として登録されました。
 
この角度から見ると、普通の丸い島にしか見えませんが、上浦の盛(さかり)の方から見るとひょうたんのように見えますよ。
 

休みというのは早いもので、あっという間に過ぎ去ってしまいました。
 
ゴールデンウィーク期間は天気が良い予報のようで、大変な混雑が予想されますが、お気をつけて今治へお越しください。(D)

2014年4月30日水曜日

和田竜先生ご来館!

講演会の翌日、和田竜先生が来館され、企画展『小説「村上海賊の娘」の世界』を見学されました。展示ケースに入ったご自身の「ゲラ刷り」をご覧になりながら、編集担当の方々と思い出を語っておられたのがとても印象的でした。



和田先生が展示室に!と、噂を聞きつけた多くのお客さまが集結。中学1年生の男の子は握手を、ある女性は持参の小説にサインを、赤ちゃんを連れたご家族は一緒に写真撮影・・・。幸運なお客さまがたくさんいらっしゃいましたね^^
とても気さくな先生で、私Kもますますファンになりました。


そのあと和田竜先生とともにカレイ山へ。
展望台から能島城や船折瀬戸などを眺めながら、いろいろなお話をさせていただきました。

今回のイベントの“担当者特権”と言うことが許されるでしょうか。カレイ山名物の一つ、鳥羽一郎さんの「瀬戸の水軍」の歌碑の前で、畏れ多くもツーショット撮影。

先生のご快諾をいただき、アップさせていただきました。
ファンの皆様申し訳ございません。



別れ際、先生から「また何度もお会いすると思いますが・・・」と、再会を前提としたありがたいお言葉をいただき、感無量。ここで美甘子さんのように涙・・・ではなく、笑顔でお見送りしました。

今回講演会のチケットを手にすることができなかった多くのお客さまのためにも、再び和田先生に今治へお越しいただけるような機会を作らないといけないですね。

和田先生、本当にありがとうございました。(K)

2014年4月27日日曜日

和田竜先生 講演会 盛大に開催されました

4月26日()の午後、村上水軍博物館 が誇る学芸員軍師K プロデュース和田竜先生講演会盛大に開催されました。

 

4月4日から配布開始した整理チケットは、 今年の本屋大賞決定後、翌日には完配。


当日、朝は入口から長蛇の列。定員の都合上、入場整理チケットをお渡しできなかったお客様におきましては、関係者一同、心よりお詫びを申し上げます。


まずはじめに、村上水軍博物館の村上武吉ことT司会のもと能島水軍太鼓とほら貝の豪快な怪音によって開幕いたしました。


今年の本屋大賞受賞セレモニーのあと、歴ドル美甘子さん和田竜先生との対談

本屋大賞受賞後初めての講演となり、率直なお気持ちを披露。広島時代の水軍に対するイメージや小説誕生までのエピソードなど、美甘子さんのコーディネートでスムーズに対談が進み村上水軍の魅力について語っていただきました。


和田竜先生は、実際に当博物館の取材や資料調査にお越しいただき、潮流体験なども体感されています。最近では、館長の案内で、能島城にも上陸されていますよ。


主人公「姫」を仕立てるためのエピソードや第1次木津川口の戦いの様子などなど、執筆の際、多くの資料を1年以上かけて入念に収集され、受験生のように勉強されていることがわかります。


小説の中には「〇〇〇」によれば、と参考文献がたびたび登場します。歴史の初心者でも大変わかりやすく、リアリティのある小説であるということがわかります。

今回の対談では、小説を読んでいたら より理解が進んだのではないでしょうか。


このあと、村上水軍博物館が把握している限りでは、実に約400年ぶりの村上水軍御三家 ( 能島、来島、因島 ) 現当主3人が一堂に会することになり、400年前からのエピソードや小説に関連したことなどを中心に、短時間で質疑がなされました。この小説をきっかけに三家の交流が深まっていくといいですね。


村上水軍御三家の肖像画を背景に会場は盛り上がりましたよ。400年たっても変わらぬ。。。。

楽しいトークショー形式のため、途中退席の方もいなく、この後お楽しみ抽選会を開催。


村上水軍秘伝の必殺「焙烙玉」の中から、入場整理券5枚を抽選。いずれも今治市内住在の方に限定5枚の特製サインがプレゼントされました。


限定5枚の特製サインの他に、コーディネーターである美甘子さんへのサプライズハッピーバースデー !! 美甘子さん以外の台本では号泣シーンをあらかじめ想定 !! 感極まって号泣されたようですが、和田先生のフォローもあり、会場も和みましたよ。


最後の締めは「勝ち鬨を挙げる!! 村上武吉の「エイエイ」。和田先生、美甘子さん。そして舞台の赤い陣羽織を着た村上水軍博物館ボランティアスタッフせんどうさん」、会場のみなさまで「オー」の掛け声をご唱和。

能島水軍太鼓銅鑼ほら貝の音が鳴り響き、最高潮にて閉幕いたしました。(D)