本年4月の来館者数が、開館以来の最高記録となりました。
これまでの最高は、和田竜さんの小説『村上海賊の娘』が本屋大賞2014に輝いた平成26年。わずか3%ですが、それを上回る来館者数となりました。
来館のお客様が増えた理由。いくつか思い当ります。
一つはちょうど一年前に認定された「日本遺産」です。
昨年の10月以降、来館者は増加傾向でした。
10月といえば日本遺産シンポジウムの開催、そして11月には特別巡回展「村上海賊三家の至宝」が開催され、多くの方にご来館いただきました。
さらに、昨年度下半期には、日本遺産のポスター、公式WEBサイト、公式パンフレット、イメージVTR、ビジターセンターなどが次々とできました。
それから、3月には来館者70万人を達成しました。
これも新聞やテレビで取り上げていただき、反響がありました。
記憶に新しい、所さんの「ダーツの旅 今治市宮窪町の旅」の放送後も、ホームページの閲覧数が急増しました。
さらに、能島城の「続日本100名城」認定も大きなニュースでした。
能島上陸ツアーの申し込みも増えたそうです。
そして能島村上家伝来の新資料の発見とその公開(6月25日まで)。
思い起こせば、3月末から4月は話題が盛りだくさんでした。
できるだけ多くの方に村上海賊、日本遺産、村上水軍博物館の情報をお届けしたいと思い、様々な取り組みをしてまいりました。結果、多くのお客様にご来館をいただき、嬉しく思います。
私たちスタッフは、ご来館いただいた方に満足をしていただけるように、展示の工夫やサービスの向上などを目指していきたいと思います。
この場をお借りして、ご来館いただきました皆様に厚くお礼を申し上げます。
そしてまたのご来館を心よりお待ちしております。
K