企画展「能島村上家伝来資料群-日本遺産調査研究事業速報展―」本日開幕です!
昨日は、報道関係の皆様を対象に、今回新たに発見された資料の説明会を開催しました。
本日の新聞などでご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、昨年12月、日本遺産調査研究事業の一環で行った現地調査で、能島村上家伝来資料約600点が新たに発見されました。
残念ながら、村上海賊時代の古文書は発見されませんでしたが、日本遺産に認定された村上海賊のストーリーの「その後」を語る、近世・近代の貴重な資料が発見されました。
600点という膨大な資料数ですので、今後、時間をかけて整理や研究を行っていきますが、日本遺産の成果をいち早く地域の方、観光客の方へお伝えするため、この企画展では新発見資料のうち、とくに貴重な2点の古文書を展示公開いたします。
其の壱 江戸時代に能島村上家が作成した、村上海賊時代の古文書の写し。
其の弐 高級和紙「檀紙」に書かれた萩藩主(殿様)から能島村上家当主への手紙。
6月25日まで公開いたします。企画展のみの観覧料は無料です。
ぜひご覧ください!
資料についての詳細は、調査を担当した学芸員Oがこのブログでもご紹介する予定です。
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