2014年2月24日月曜日

「 土錘を作ろう!! 土器焼 」

宮窪小学校6年生の希望者が月に一回参加する「まちなか探検教室」。

今回は、博物館近くの運動場で土器焼(野焼き)を行いました。

土器を焼くにはまず「火」を起こさないとできません。
まずは歴史体験事業の先進地 朝倉古墳美術館から「火お越しセット」一式をレンタル。早速子供たちもトライするものの、なかなか火がつきません。


浜風がやや吹いていたことと、湿気があったのか私の自称高速回転でも火が付きません。

なかなかつかないのと野焼きの準備をしないといけないので、一旦中止。

本来は乾燥させた真砂土の上に乾燥した木材ともみ殻を敷き詰めるのですが、今回はそのままじかに木材ともみ殻を充填。



この上に約4ヵ月倉庫で乾かした土錘とゆかいなキャラクターを中央に散りばめます。



                           こんな感じ。


もみ殻を大盛に。わらを富士山のように並べ、特製の粘土をこねます。


ここは元職人の見せ所。能島の発掘調査を手伝ってくれている作業員さんでもあり、博物館のミュージアムパートナーでもあるTさん。セメントを練るように上質な壁土を作成。



富士山型土器焼窯の出来上がり。
内部の煙を逃がすため、地面近くの両側と一番高い所に穴をあけます。
これから3日ほどそのままで内部を燃焼させます。


その後、着火作業。今日は残念ながら昔の人で使っていたであろう火お越し機を用いて、火が起こせませんでした。

必殺現代の便利なライター着火。ブロアーで内部へ送風。


3日後は、ちゃんと焼けているかな。。

この後、博物館方面へ向かう、観光バスを目撃。急遽、館内案内のため、博物館に帰ったため、この日のおやつにはたどり着けませんでした。。


鉄板直火の鳴門金時は、きっとおいしかったに違いありません。(D)