2019年8月24日土曜日

本日開幕!日本遺産巡回展「中世日本の海賊と城Ⅱ宣教師がみた西国の海賊」

本日開幕しました!


能島村上海賊を「日本最大の海賊」と呼んだのは宣教師ルイス・フロイス。
ただこの「日本最大の海賊」の名づけ親は、正確にはルイス・フロイス『日本史』の翻訳者、松田毅一氏・川崎桃太氏です。

では、ポルトガル語の原文では、フロイスはどのように表現していたのでしょうか??

この展示では、ルイス・フロイス『日本史』に登場する西国の海賊、とくに瀬戸内海と九州西岸の海の勢力に着目して、フロイスが見聞したその姿や、登場する海の勢力の城の発掘調査成果などを紹介しています。



小さな破片がほとんどなのですが・・・
展示された出土品は、約200点。
そのほかルイス・フロイス『日本史』の翻訳版で「海賊」と書かれているところを探し、一つ一つ複写版の写真でどう書かれているのかを確認しています。

ちょっと文字が多い展示で、読むのが大変かもしれませんが、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!