2019年12月20日金曜日

明日開幕!巡回企画展「戦国の城と守り―戦国時代の武器・武具を比較する―」

戦国伊予三城連携巡回展、明日開幕です!



12月8日まで松野町で開催されていた企画展を、村上水軍博物館バージョンにアレンジしています。戦国伊予三城(能島城・湯築城・河後森城跡)の発掘調査で出土した武器や武具などたくさん展示します。

それから今夏に開催した戦国伊予三城を紹介する壁新聞コンテスト(三城の地元、宮窪小・道後小・湯築小・松野西小による)の最優秀賞作品、優秀賞作品と、地元宮窪小学校の全作品を展示しています!

令和2年1月26日(日)まで開催いたします。
【休館日】 12月29日~1月3日、月曜日(1月13日は祝日のため開館、14日(火)が休館となります)
【観覧料】 企画展無料(常設展示観覧の場合は有料になります)

ぜひご観覧ください!



2019年10月31日木曜日

中国四国の国立公園展(写真展)を開催します

環境省中国四国地方環境事務所主催の写真展
「中国四国の国立公園展~アクティブ・レンジャーが伝える自然と活動~」



村上水軍博物館会場
令和元年11月1日(金)~11月24日(日)

ガイダンスホールにて展示しています(月曜休館)。
ホールのみの観覧は無料です。

K

2019年10月30日水曜日

宮窪公民館文化祭に出展します

今週末の11月2日(土)・3日(日)に宮窪公民館文化祭が開催されます。詳しくは今治市のホームページをご覧ください。

村上水軍博物館も出展します。小さなコーナーですが、毎年「昭和のみやくぼ写真展」と題した展示を行っています。

今年は、「昭和15年 宮窪大水害の記憶」と題して、最近個人の方から提供をいただいた写真10枚をパネル展示しています。

展示の趣旨と概要

会場は宮窪公民館2階の廊下です

文化祭へお越しの方は、ぜひご観覧ください。

K

2019年10月23日水曜日

来館者数90万人を突破!セレモニーを開催!

村上水軍博物館来館者90万人認定セレモニーを開催しました!
90万人目のお客様に認定されたのは、さいたま市在住の貝塚さん。
社員旅行でのご来館でした。

甲冑姿の館長に玄関で呼び止められ、とてもびっくりされていました。

セレモニーでは認定証や記念品が贈呈されましたが、約40名の同行者の皆様方が会場を盛り上げてくれました。


※許可を頂き、撮影・掲載させていただきました。

日本中がおめでたい空気で包まれました昨日。
じつは村上水軍博物館の15回目の開館記念日でもありました。
これまでご来館いただいた90万人のお客様に改めて感謝の言葉を申し上げます。
本当にありがとうございました。

2019年10月19日土曜日

イオンモール今治新都市☓村上水軍博物館☓日本遺産

11月16日(土)・17日(日)

イオンモール今治新都市で、「村上海賊の楽しみ方 つながる今治 栄光への航海」というイベントが開催されます!ぜひお立ち寄りください!!

詳しくイオンモール今治新都市のホームページをご覧ください。

2019年10月13日日曜日

【お詫びと訂正】令和元年10月1日から、観覧料等が変更されました。

※2019年9月30日付の、消費税の改定に伴う常設展示観覧料等の変更をお知らせするスタッフブログの大人一般の料金に誤記がありました。つきましては、誤記が含まれたブログを削除しうたうえで、変更後の正しい料金を表記したブログを改めて公開致します。誤った料金を表記してしまいましたことをお詫びするとともに、以下の通りに10月1日より料金を変更しましたことをお知らせ致します。


消費税の改定に伴う常設展示観覧料等の変更について

令和元年10月1日から常設展示観覧料が変更になりました。
以下、赤字が新料金です。

◆大人一般◆ 
300円 → 310円

◆団体(20名様以上)割引◆
240円 → 250円

◆65歳以上◆
団体割引が適応されます
240円 → 250円

◆学生◆
150円 → 160円 
(入館の際に学生証をご提示ください)

◆学生団体(20名様以上)割引◆ 
120円 → 130円 
(入館の際に学生証をご提示ください)

◆高校生以下または18歳未満◆
無料

「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」所持者
およびその介助者(手帳保持者1名につき1名に限る)は、
観覧料が無料になります。
入館の際に手帳をご提示ください。


みなさまのご来館をスタッフ一同、
心からお待ちしております。

2019年10月7日月曜日

明日より堂々の受付開始!記念講演「厳島合戦と村上海賊」(秋山伸隆先生)

前回ブログより続く…)

展示準備を終え、燃え尽きようとしている学芸員O…
なぜ、学芸員Oに燃え尽きることは許されていないのか?
まだまだ続く熱い闘いとは何なのか?

それこそが、こちら!























大事なことなので2回言います!

                          
村上水軍博物館開館15周年
記念講演「厳島合戦と村上海賊」
  秋山伸隆氏(県立広島大学宮島学センター長)

村上海賊の協力を得た毛利元就が謀略によって陶晴賢に大勝利!このようなイメージで語られる厳島合戦ですが、実際にはどのような戦いだったのか?村上海賊は果たして本当に厳島合戦に参戦したのか?第一人者が最新の研究成果をとことん語り尽くします。

◆と き 令和元年1026日(土)13:3015:00
◆ところ 村上水軍博物館講座室
◆聴講料 無料 ※参加申し込みが必要です。
申し込みは108日(火)午前9時より、電話にて。
参加申し込み・問い合わせは村上水軍博物館(☎:0897-74-1065FAX0897-74-1085まで
◆定 員 100名(参加申し込み順)
                                    

厳島合戦研究の第一人者である秋山伸隆先生をお招きしまして、
厳島合戦に村上海賊がどのように関わったのか
(あるいは関わっていないのか)
ご講演いただきます。
とても刺激的なお話を聴くことができるはずです!
私も、どのような議論を聴くことができるのか、
楽しみでなりません!!
そして、秋山先生のご講演が楽しみ過ぎて、説明が前後しますが、
2004年10月に開館した村上水軍博物館の開館15周年を記念したものになります!
アニバーサリー・イベントです!

そして、この記念講演の参加申し込みを明日9時より開始致します。
参加ご希望の方は、村上水軍博物館(0897-74-1065)まで☎お願い致します。
参加希望者多数の場合は、参加申し込み順100名様までとさせていただきますので、その点ご了承下さい。

記念講演の同日には博物館前にて、
しまなみマルシェ2019
も開催されます!

2019年10月26日(土)、
村上水軍博物館とその周辺が、
ものすごい盛り上がりを見せる!!

     福岡に行くはずだった日に 学芸員O


2019年10月4日金曜日

明日、遂に堂々の開幕!特別展『村上海賊と呉・松山~瀬戸内海と島々がつなぐ地域~』

遂に、明日10月5日(土)より、
特別展『村上海賊と呉・松山~瀬戸内海と島々がつなぐ地域~』
が、堂々の開幕です!
















坂の上の雲ミュージアム・大和ミュージアムとの連携事業として開催するため、
学芸員Oが両館の学芸員のご協力を得ながら、
捻り出した展示になっております!

学芸員O、これまで担当してきた展示のなかで、展示資料としては一番の手応えのものになっております!

素晴らしい資料に自らの準備及び力量が追いついたのか、
はなはだ心許無い思いもありますが、
展示資料をご覧いただければ、
瀬戸内海をどこまでも感じていただける。
そう確信しています。































展示準備を終え、このような確信を得るに至った今、
学芸員Oは最早真っ白い灰となって燃え尽きようとしています…
そう…先月ユニフォームを脱いだ、
美しき背番号9番のように…

しかし、学芸員Oに燃え尽きることなど、
許されてはいない!!
俺たちの熱い闘いは、
まだまだ終わっていない!!
それは、なぜなのか!?
次回ブログに続く!!

  美しき背番号9番がユニフォームを脱いだ秋に 学芸員O

2019年8月24日土曜日

本日開幕!日本遺産巡回展「中世日本の海賊と城Ⅱ宣教師がみた西国の海賊」

本日開幕しました!


能島村上海賊を「日本最大の海賊」と呼んだのは宣教師ルイス・フロイス。
ただこの「日本最大の海賊」の名づけ親は、正確にはルイス・フロイス『日本史』の翻訳者、松田毅一氏・川崎桃太氏です。

では、ポルトガル語の原文では、フロイスはどのように表現していたのでしょうか??

この展示では、ルイス・フロイス『日本史』に登場する西国の海賊、とくに瀬戸内海と九州西岸の海の勢力に着目して、フロイスが見聞したその姿や、登場する海の勢力の城の発掘調査成果などを紹介しています。



小さな破片がほとんどなのですが・・・
展示された出土品は、約200点。
そのほかルイス・フロイス『日本史』の翻訳版で「海賊」と書かれているところを探し、一つ一つ複写版の写真でどう書かれているのかを確認しています。

ちょっと文字が多い展示で、読むのが大変かもしれませんが、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!

2019年7月25日木曜日

なつやすみじゆうけんきゅうおうえんセット


なつやすみの自由研究で、
村上海賊(むらかみかいぞく)を調べてみてはいかが?

そんなみなさんのお役にたてればと、
今年も「なつやすみじゆうけんきゅうおうえんセット」を用意しました。
ただし!これでじゆうけんきゅうはカンペキ!というわけではありません。

村上水軍博物館で展示品を見て、
館長や学芸員の話を聞いて、

あるいは
潮流体験船や急流観潮船に乗って、
カレイ山展望公園や亀老山展望公園に登って

そこで得られるたくさんの知識や感動もあるでしょう。


ぜひこの機会に村上水軍博物館にお越しいただき、
お帰りの際にスタッフに「おうえんセットください」とお伝えください!
(どうしても来館が難しい方は、別途ご相談ください。)

2019年6月29日土曜日

本日開幕!企画展「海道の中世―遺跡にみる南北交流史―」

しまなみ海道開通20周年記念・村上水軍博物館開館15周年記念
企画展「海道の中世―遺跡にみる南北交流史―」

本日6月29日(土)開幕です。


芸予諸島を介した尾道・今治の交流の歴史に遺跡、石造物、建造物からアプローチします。
ぜひご覧ください!



2019年5月12日日曜日

本日はアイアイ今治ミュージアムⅮAY!観覧無料です!!

本日は、国際博物館の日を記念したイベント「アイアイ今治ミュージアムⅮAY」です。
今治市立の美術館・博物館が観覧無料になります。
また各館でイベントやプレゼントがあります。詳しくは各館のホームページなどをご確認ください。ぜひこの機会にご観覧ください。

当館の詳細はアイアイ今治キャンペーンの公式ホームページをご覧ください。

2019年5月6日月曜日

大型連休最終日!本日も開館しています





本日も開館しております!
はくぶつかん探検シート、クロスワードパズル、よろい・こそでの試着、折り紙教室などのワークショップも引き続き開催しております!

連休最終日はぜひ村上水軍博物館へ^^

2019年5月4日土曜日

本日11:00から博物館前広場で獅子舞!

本日5月4日11:00から

村上水軍博物館正面玄関前の広場にて、

向側獅子保存会による獅子舞演舞があります。

大島、宮窪町の伝統芸能です。

是非ご覧ください!

K

2019年5月3日金曜日

甲冑姿でお出迎え。明日11:00から獅子舞!!


5月3日~5日、11:00~15:00の間、館長が甲冑姿でお出迎えをします。
(12:00~13:00はお昼休みです。)

明日5月4日11:00からは獅子舞とコラボします。

ぜひ会いに来てください!

K

2019年4月30日火曜日

平成最後の開館日

本日は平成最後の開館日です。
館内も多くのお客様で賑わっております。
ご来館いただいたお客様、ありがとうございました!


人気の甲冑の試着は、大変混雑しておりますが、まずは来館後すぐに予約をしていただき、館内の見学、あるいは折り紙教室でかぶとを折りながらお待ちいただくのがベストです。

ぜひご来館ください!

K

2019年4月26日金曜日

15周年企画展!「婚姻が動かした瀬戸内戦国史~能島村上氏と女性たち~」

村上水軍博物館開館15周年記念!

企画展
婚姻が動かした瀬戸内戦国史
  ~能島村上氏と女性たち~




























明日から始まります!


















歴史のなかでの女性の姿は、古文書などの文献資料のなかには残りにくいものです。
しかし、今回展示している選りすぐりの資料を見ていただければ、
村上海賊の歴史のなかにも、女性たちは確かに生きていた。
そう感じていただけるかと思います。


準備完了!GWを迎え撃つ準備は万端だ!
10連休よ!かかってこい!

乞うご期待!!

            学芸員O

2019年4月22日月曜日

夜な夜な博物館に現れる獅子・・・その正体は?


夜な夜な博物館に現れる獅子・・・


令和元年5月4日午前11時、
その正体が白日のもとにさらされます。




地元宮窪町の向側獅子保存会による獅子舞演舞!
博物館バージョン!!

ぜひ村上水軍博物館へ^^


2019年4月20日土曜日

お遍路さん、ぜひ村上水軍博物館へ

島四国へんろ市が始まりました。
本日から3日間、ここ今治市の大島ではたくさんのお遍路さんに出会います。

遍路道沿いにある村上水軍博物館のお接待。


どうぞトイレをお使いください。
ホールには、札所に残されていた島四国開創時(およそ200年前)の釣鐘を展示しています。


トイレのご利用、ホールの見学は無料でございます。
ぜひお気軽にお立ち寄りください。

2019年4月19日金曜日

4月25日放送のNHKあさイチで村上海賊ゆかりの地が紹介されます

4月25日放送のNHKあさイチで村上海賊ゆかりの地が紹介されます!
村上水軍博物館も紹介される予定です。

詳しくはこちら
NHKあさイチ JAPA-NAI 瀬戸内しまなみ海道

10連休はぜひ村上水軍博物館へ^^
スタッフ一同、皆様のご来館を心からお待ちしております。

2019年4月12日金曜日

今年も島四国へんろ開創頃(約200年前)の釣鐘を展示します

村上海賊ゆかりの大島で催される島四国へんろ市は、4月20日(土)~22日(月)。
島四国八十八霊場の開創は文化4(1807)年。200年以上の歴史があります。
この3日間は、各札所でお接待があります。
くわしくは伊予大島准四国霊場会のホームページをご覧ください。 

四番札所の大日寺(無量寿庵)には文化8年(1811)年の銘が入った貴重な釣鐘が残っています。開創当時の様子を物語る数少ない文化財として、今治市の指定文化財になっています。21日(日)まで村上水軍博物館ガイダンスホールにて展示いたします。


22日(月)は休館日となっております。
お遍路のみなさま、ぜひ土曜日、日曜日にお立ち寄りいただき、しばしご休憩を^^

2019年3月22日金曜日

3メートルのイカリ!


全長約3mの鉄錨(いかり)が寄贈されました。
能島の隣にある「鵜島」(うしま)に伝わったものです。
鍛造(熱した鉄を叩いて鍛えたもの)のもので、表面には叩いた痕が鱗のようにビッシリ残っています。

アンカーリング(上の輪)やそれに附属したリングの形から、19世紀以降のものと考えられます。
この四爪のイカリは、江戸時代の絵図などに確認できるそうですが、実物は18世紀末~19世紀前半以降のものしか残っていないようです。明治時代の廻船の衰退とともに減少し、昭和初期には見られなくなると指摘されています。

太平洋側、日本海側では研究が進んでいますが、瀬戸内海ではどこにどのような古いイカリが残っているのか把握されていないので、この資料は大変貴重なものになります。

海底に見立てて、中庭に展示してみました。
すごい迫力です。ぜひご覧ください。



2019年3月1日金曜日

能島村上家伝来の江戸時代のひな飾りを展示しています

毎年恒例となりました。
能島村上家に伝わる江戸時代のひな飾りを展示しています。
4月7日(日)まで。月曜休館です。
会場は2階企画展示室です。


江戸時代なので、「村上海賊」時代ではありませんが、その末裔の家に伝わる華やかなひな飾り。

残念ながら、男雛、女雛は残っていませんでしたが、三人官女や衣裳人形と言われるお侍の人形が残っています。蒔絵調度品のミニチュア版とも言えるひな飾りが非常に精巧にできており、見ごたえがあります。

今回少し工夫をしたのは、雛屏風の展示。裏が少し破れており、状態はあまり良くなかったのですが、じつはその破れた部分に、年号の入った裏紙が見えたのです。

その年号は、安永五年。1776年です。つまり安永5年以降に作られた屏風だということになります。今回は、屏風の右側を一部折りたたんで、「安永五」の文字が見えるように展示しております。

とても小さな展示ですが、常設展を観覧された流れでご見学いただけますと幸いです。
もちろん、ひな飾りだけの観覧も大歓迎です。企画展示室のみの観覧は無料になります。
ぜひご覧ください。

K