2013年5月26日日曜日

バリシップ2013見てきました


 バリシップ2013がテクスポート今治を中心に、5月23(木)~5月25日(土)に開催されていました。

 一般者が見学可能なのは5月25日(土)のみということで、休みを利用して見学してきました。今回で3回目の開催となり、回数を重ねるごとに規模や参加企業の数が増えていくように感じています。

 バリシップ自体は2年に一回ということで、クルマ好きの私Dにとってモーターショー的なイベントごとは大好きです。船は大きいので実物は展示できませんが、船舶模型・関連機材などを各ブース、会社ごとに展示しており、クルマ産業によく似た集積産業であることがひしひしと伝わってきます。そして最先端の技術が見て回れるような内容となっていました。

で、毎回驚かされるのはその来場者のごったがえした様子。圧巻されます。


 バリシップが始まるのは午前10時からでしたので、近くで朝9時から一般者が乗船見学できる日本丸に乗船してきました。


 
 若い船員さん達に出迎えられ、いつもと違う帆船に子供は大喜び。メインマストはその大きさもさることながら高さ(船底から)が55mもあるそうで、これを伝って帆を広げるんですね。。。

 甲板では船員さんたちがヤシの実を半分に割ったもので甲板掃除の実演。

 そして、山育ちの私にとっては初めて船室で海図が拡げられている光景を目にしました。



 中央テーブルの上に一枚の地図があるのがお分かりいただけると思います。おそらく魚島を中心とした新居浜、西条、今治の海図と思われます。

 当館ではちょうど「来島海峡の旧版海図展」を行っており、実際の利用状況を目で確認できました。上記企画展(観覧無料)は6月30日までの開催ですので、まだ観覧されていない方はぜひご来館ください。

 約50分ぐらいかけてゆっくり船上を観察し、一路パリシップ会場に移動したところ今年も受付前に大行列!!

 展示ブースの中も人ヒト人であふれかえっていましたが、息子と2人で各ブースを見て回りました。




 M石油さんのブースでは古風なパネルで水軍の歴史が感じる展示状況でした。また当館から貸出提供した着付体験に用いる「水軍兜」は早速、親子連れなどが試着・記念撮影。こういった場所で利用されるのも関係者としてはうれしくなります。また当館で上映されている能島村上水軍の解説ビデオも映し出され、村上水軍が宣伝されていました。

 

最後に、体験・ゲームコーナーで工作とポンポン船レース。

積木をベースとしたゴム動力船の工作は私と息子が制作に熱中し、写真を撮り忘れました。家に帰ってお風呂で遊んだのは言うまでもありません。

ポンポン船レースは10秒ほどのレースですが、7月28日(日)に宮窪で開催される「水軍レース」を髣髴される風景が感じ取れました。。

丸一日、海と船を感じられる日でありました。(D)