2021年6月4日金曜日

企画展「平成30年7月豪雨と能島城―「かけら」が語る災害の記憶ー」明日開幕です

 村上海賊ミュージアムは、6月1日(火)から開館を再開しています。

そして6月5日(土)から企画展「平成30年7月豪雨と能島城―「かけら」が語る災害の記憶―」を開催します。詳しくは「お知らせ」のページをご覧ください。



平成30年7月豪雨から、まもなく3年を迎えます。

豪雨の影響により被災した史跡能島城跡は、昨年度末の「災害復旧工事報告書」の刊行をもって、災害復旧事業を終えました。今後は『史跡能島城跡保存活用計画』『史跡能島城跡整備基本計画』に基づき、本格的な保存整備と利活用という新たなスタートを切ります。

今回の企画展では、能島城跡の被災の状況とその原因。復旧に向けた発掘調査と災害復旧工事について、写真記録などを用いて紹介します。

また、土砂とともに海岸へ流出した遺物(村上海賊時代の土器や陶磁器など)のレスキュー活動についても紹介するとともに、レスキューした3000点以上の「かけら」のなかから、とくに残存状況の良いものや珍しいもの約40点を展示します。

現在村上海賊ミュージアムでは、感染拡大地域からの来館自粛へのご協力をお願いしております。8月22日(日)まで開催しておりますので、会期中に状況が改善に向かい、少しでも多くの方にご覧いただけることを願っております。