2013年5月2日木曜日

晴天なり




今日の能島。3階展望室から。

若葉が茂り、すっかり城跡らしくなくなってしまいましたが、潮流体験や博物館の展示を見ていただければ、少しでも城であったことをイメージできるかと思います。

能島城は、海城としての魅力はもちろんですが、瀬戸内海国立公園特別地域に指定されており、瀬戸内海の多島海美を満喫できるスポットでもあります。

私のおすすめはカレイ山展望公園。人工物があまり入り込まない原風景に近い景観を見ることができます。カレイ山を中心に、NPO法人能島の里のみなさんがさまざまな活動をしています。ぜひお立ち寄りください。
http://www.noshimanosato.org/

なお、当館3階展望室の屋外には、ツバメが巣をつくっています。軒下にはご注意ください。

現在の予報では、GW後半は好天に恵まれるようです。ぜひご来館ください!(K)

2013年4月30日火曜日

5月5日の特典



子どもの日には特別に、クイズやスタンプラリーに参加した子どもたちには、このバリィさんのシールをプレゼントします。しかも、村上水軍博物館バージョン。ただし!限定200枚です。

また、10:30から能島水軍太鼓の演奏があります。5月5日だけの限定イベント。ぜひご来館ください。

なお、本日、4月30日(火)は臨時開館しています。(K)

2013年4月29日月曜日

せんどうさん本領発揮





GWが始まり、ミュージアム・パートナー“せんどうさん”は大忙し。

子どもの日の雰囲気を作るために古いこいのぼりを探し、ホールに和紙人形を飾りつけ、よろいの試着はもちろんのこと、折り紙教室まで開催。まさに八面六臂の大活躍です。

昨日から島四国へんろ市が始まっていますので、博物館に来られていないメンバーも、それぞれの地域でお接待をされているそうです。

平均年齢は60~70歳。最高齢は大正生まれの91歳です。
負けずにがんばらなければ!(K)

2013年4月27日土曜日

水軍バリィさん七変化⑥GWはよろいやこそでを

ゴールデンウィークはよろいをきてまちよるよ♪

もちろん、大人気のよろいやこそでの試着もやりよるし、




愛媛銀行さんに寄贈していただいた、サイクルスタンドもさっそくおいたし、




5月6日まで、せんどうさんといっしょにいろんなイベントしよるけん、http://www.islands.ne.jp/imabari/bunka/suigun/topics/2013gw.pdf





ゴールデンウィークは、
むらかみすいぐんはくぶつかんにきてね。

4月30日(火)も開館!
5月5日は、10:30から能島水軍太鼓もあるよ!

2013年4月26日金曜日

島四国へんろ今昔②

村上水軍博物館には昭和30年代に撮影された宮窪町の写真が多く保管されています。
そのアルバムをめくってみると、昭和35年頃と思われる島四国へんろの写真がいくつかありました。

4月28日、29日、30日の島四国へんろにあわせて、1階ガイダンスホールにこの写真を展示しました(30日までの予定)。




期間が短いため、展示をご覧になれない方のために、その写真を紹介します。
なお、写真の転載はご遠慮ください。




ここがどこだかわかりますか?

能島村上氏の本拠地があったと考えられている、菅原池周辺の写真です。池の東岸からカレイ山展望公園方面を撮影したものです。奥の山の斜面をおへんろさんが列をなして下っています。

下の写真は、現在の写真で、場所がわかりやすいように、やや引いてとっています。中央の人がいるあたりが、古い写真の人が歩いているあたりです。

じつは、これは、山の向こう側にある余所国集落の5番札所から、峠を越えて、まず9番札所のいわゆる“せりわりさん”(大聖庵)を目指しているところです。

昨日紹介した『島四国へんろ今昔』に、このことが書いてありました。海岸沿いの道が整備される前には、5番の次は、山を越えて9番へ、そして10番の鐙明寺、次いで8番海南寺、7番、6番の順に海側へ下っていき、そして11番へ向かったという話がありました。開創当初は、海岸沿いを回り、順番通りの巡拝だったそうですが、しばらくして、5番から峠を越えて9番へ行くようになったと考えられています。

そして海岸沿いの道が整備された近年では、再び番号順に巡拝するようになったそうですが、歩いて巡拝される方の中には、峠越えをされる方もいらっしゃるそうですね。




これも菅原池沿いで、先ほどの写真の位置から、50~100mほどでしょうか、9番札所方面へ歩いた位置です。お接待のようすが写っている貴重な写真です。白い大きな箱が見えますが、あれは“アイスクリン”ではないか、という話も。




先ほどの写真の反対方向、つまり進行方向を後ろから撮影したものです。現在の写真は少し引いて撮っています。古い写真の大きな松があるあたりは、城の平坦面の郭(くるわ)ではないかと言われているところです。その脇の菅原池沿いにへんろ道が続いています。

このアングルは、人工物が写り込んでおらず、昔のへんろ道の雰囲気を残している貴重な景観ですね。


道端の草むらにはひっそりと。おへんろさんを見守っているようでした。




さらに進んで、“堀切”などと城にちなんだ呼び名がついている場所あたりです。木に隠れていますが、古い写真に写っている建物は今も健在でした。

今回、急きょ思い立って、昭和35年頃と現在の景観を見比べる作業をしてみました。
小さなコーナーですが、ぜひご覧ください。(K)

2013年4月25日木曜日

霧に包まれる能島

春から夏にかけては、来島海峡や宮窪瀬戸では霧が多く発生します。
航海の難所と呼ばれる所以のひとつです。

今朝、出勤途中に霧に包まれた能島を目にしました。写真中央に能島があります。


徐々に晴れて行き、最後の博物館の展望室で撮った写真では、背後に霧をまとったようになっていました。幻想的な春の風物詩。カレイ山からはどう見えるのか、気になるところです。

また、能島城が築かれていた中世の時代には、どのように見えていたのでしょう。
能島城が「海関」であるならば、霧の中から「能島の関だ!」なんて叫びながら、行き交う船の前に突如海賊たちが姿を現したのでしょうか。(K)



2013年4月24日水曜日

島四国へんろ今昔①

「四国八十八カ所霊場と遍路道」の世界遺産登録を目指して、四国4県でさまざまな取り組みが行われていることは、みなさんすでにご存じだと思います。

四国外の方にはあまりなじみがないと思いますが、じつは、村上水軍博物館のあるここ大島にも「島四国」と呼ばれ、巡拝者のみならず、地域の人々に愛される八十八カ所の霊場と、200年以上も続く歴史が育んだすばらしい“へんろ文化”があります。

今治藩の記録『今治拾遺』によれば、島の医師、毛利玄得らが、四国八十八カ所になぞらえて、大島に八十八カ所の霊場を設けたといい、その開所は文化4(1807)年に遡ります。やがて“准”四国霊場に公認され、自由に巡拝できるようになったことで盛んになったと言われています。

この島四国の巡拝には歩いて二泊三日かかるそうで、旧暦の3月19日、20日、21日の3日間は、へんろ市が開かれ、札所では地域の方による“お接待”の風景を見ることができます。

今年のへんろ市は、4月28日、29日、30日の3日間です。
島四国およびへんろ市に関してくわしくは、伊予大島準四国霊場会ホームページをご覧ください。
http://shima-shikoku.jp/index.html



さて少し長くなりますが、今日は、「遍路のこころ、遍路を迎える地域のみなさんの温かいこころ」(あとがきより)を少しでも感じてほしいと、近年まとめられた一冊の本を紹介します。

『島四国へんろ今昔』




この本をまとめられたのは、戸代地区にお住まいの榊原さん。榊原さんは昭和15年生まれで、榊原さんの祖父の代から3代にわたって、おへんろさんに善根宿のお世話をされているそうです。そして、長年にわたってこの榊原さん宅を宿にされていた、明治45年生まれ、昭和10年頃から約60回巡拝をされた西条市の大先達、伊藤さんへ聞き取りをされたことを本にまとめられました。


榊原さんよりこの本をご恵贈いただき、村上水軍博物館の海賊ライブラリーに置いています。自費出版のため、あまり知られてはいないのですが、「遍路のこころ、遍路を迎える地域のみなさんの温かいこころ」の一端を知ることができると思います。ぜひご覧いただきたい一冊です。



 
村上水軍博物館は、14番千光寺から戸代地区にある15番三光庵へ、そして15番から友浦地区の16番三光庵へと向かうへんろ道沿いにありますので、へんろ市当日には、多くのおへんろさんが来館し、館内には鈴の音が鳴り響きます。

今年は新たな試みとして、この3日間のへんろ市にあわせて、当館が所蔵する昭和30年代のおへんろさんの写真5点を、1階のホールに展示したいと思っています。

28日からの3日間、大島は島四国へんろ一色になります。ぜひこの機会に長い歴史によって育まれた大島のへんろ文化に触れていただければ幸いです。

この写真については、また後日ご紹介します。(K)

2013年4月22日月曜日

なぞとき!村上水軍!!2013

毎年恒例となりましたゴールデンウィークのイベントを開催します!




鮮明なチラシは下記よりダウンロードしてください。
http://www.islands.ne.jp/imabari/bunka/suigun/topics/2013gw.pdf

4月30日(火)は、本来ならば休館日なのですが、連休の合間ということもあり、臨時開館することになりました。

また、お向かいの能島水軍(潮流体験&レストラン)は、4月23日~5月6日まで休まず営業し、7日(火)、8日(水)を臨時休業とするそうです。

連休中はせんどうさんが大活躍します。ぜひ会いに来てください!(K)