2013年6月2日日曜日

水軍バリィさん七変化 Ver.7 「6月の花嫁」

恒例の月別バリィさん。現在、2階の常設展示室と企画展示室の入口部分には

             


1階の受付カウンターには



「6月の花嫁」バージョンが登場いたしました。

当館オリジナルの手作り着せ替えバリィさん。実際に来館されて記念撮影される方が多くいらっしゃいます。

私Dも思えば8年前の6月に未来を夢見たものです??。。。

当館にいらっしゃって、挙式当時の気持ちをぜひ思い出してみてください。

お待ちしております。(D)

2013年5月31日金曜日

潮の流れに乗って。。。

先日、能島での草刈り環境整備作業に訪れた際、ちょうどお昼時が引き潮の良いタイミングでしたので、鯛崎島との瀬戸から海岸端をぐるっとまわり、矢びつ(郭Ⅴ)の荒神瀬戸まで潮流観察に出かけました。


地元の方や瀬戸内海沿岸部に住まわれている方には見慣れているかもしれませんが、山育ちのDにとっては河の流れのようにも見え、同じ海面の高さではなく、潮の満ち引きによって高低差が生まれ、明らかな段差が生まれていました。



そしてお昼の1時前には潮流体験船が潮流に逆らい、また潮の流れに乗って流されていました。

この潮の流れに乗ると早く、余計な動力を使わずに目的が達成できます。私たちは能島に上陸する際、地元の漁船に乗船しますが、さすが地元の漁師さん。潮の流れをよみ、ことなく上陸できます。

この船は潮流体験船のような過給機(ターボチャージャー)付のディーゼルエンジンではないので、無駄なエネルギーを使わないためにも、目先の状況をよく判断しないといけません。

この時、ふと思ったことがあります。

私Dは「来島海峡大橋」を渡って、当館まで片道40kmの通勤をしています。この1時間ぐらいの時間がこれまたいいのですが、数年前に乗っていたS社のクルマであれば、通勤手当が足りません。。

数年前に乗り換えたT社のエコカーは、この時期JC08モードのカタログ数値(32.6km/l)を叩きだすことがたまにあります。瞬間ないし短い距離であれば(99.9km/l)とかあるのですが、ある程度の距離を走った上で、今回初めて10・15モードのカタログ数値(38km/l)を上回ったので、記念撮影。

休日に松山へ行く機会があり、その時マークした記録。。。

巷では運転に面白みがないとか、石を投げれば、Pに当たると悪評されている点もありますが、以下のような条件が重なれば、エンジンは走行中でも停止し続け、EV(モーター)走行が可能なところがすごいところです。
●エンジン自体の水温が60度以上あれば、時速60kmまではEV走行可能。
●上記写真レベルメーターの半分以下、時速77km以下であれば、エンジンは停止。高圧縮アトキンソンサイクルエンジンの力を借りることなく走行可能。

さらにアクセルを少しだけ踏み、モーター・エンジンも使わず、回生(運動エネルギーを電気エネルギーに走行モーターで変換)も行わない微妙な位置を続けると、飛行機のグライダーや潮の流れに乗った船のように、走り続けるという何とも奥の深い緻密な運転が楽しめます。

で最も感心するのが、エアコンの部分です。従来のクルマはエンジンからの動力を必要とし、電磁クラッチを用いたコンプレッサーですが、Pは家庭用のインバーターエアコンと同様、電動インバーター式なので、駆動(走行)用のニッケル水素バッテリーからエネルギーを使います。ほとんど燃費には関係ないというか、電池残量があれば、エンジンは稼働せず気を使う必要がないのです。

このように車体の電動化が進んでいる現在において、特に顕著なのが、エンジン周辺。ウォーターポンプまでも電動化され、ベルト類は一切なし。これでベルト泣きからもおさらばです。

今までのクルマに対する価値観や概念が180度変わるメカニズムをもったものといえます。

前置きが長くなりましたが、船のように潮の流れに乗るという意味で、先を読み無駄なエネルギーを使わないことで共通点があることに気づきました。

で、この一週間の数値は以下のようになりました。
少し見えにくいですが、満タン給油法でリッター30kmは超えました。通勤途中、峠は2か所と来島海峡大橋の高速をいれてこの数値。やや満足気味??。。。

これから何年、当博物館にお世話になるかもしれませんが、博物館の仕事もクルマもブログも安全運転で行きたいと思います。(D)

2013年5月30日木曜日

バラに癒しを



先週末、よしうみバラ公園は、大勢のお客様でにぎわったそうです。
ばら祭りバージョンのバリィさんストラップは即完売。すごい人気ですね。ますます当館ののしまくんは影が薄く・・・。

私は仕事の都合でバラ祭りに行けませんでしたが、日曜日の夕方、家族とバラ公園へ行きました。先週末が7~8分咲きだったそうですので、いままさに満開を迎えていることでしょう。
見ごろは6月中頃までだそうです。

この週末、天気は心配ですが、ぜひ大島へ!

バラ公園のすぐ横にある「吉海郷土文化センター」にも立ち寄ってみてはいかがでしょう。郷土の貴重な歴史資料が多くありますし、なんといっても、郷土出身の作家、野間仁根さんの作品が多く収蔵されています。

そして・・・
気が向いたらで結構です。
村上水軍博物館にも立ち寄ってみてください。
企画展『来島海峡の旧版海図』(観覧無料)、好評開催中です。(K)




2013年5月28日火曜日

能島の環境整備 ( 草刈り ) に出向きました

昨日、平年より早く梅雨に入りましたが、先週の金曜日、晴天でしたので恒例の能島へ環境整備に出かけました。



毎年、定期的に草刈りを行っています。少しでも間をあけすぎると刈るのが大変なことになりますし、能島の現状が分かりにくくなります。

ということで、草刈りと現状保安の役割も兼ねて毎月、上陸しているようにしています。

朝9時から作業開始。1時間おきに少し休憩します。その時シーカヤックに乗った方が宮窪港方面に移動していました。このあと12時~13時ぐらいに潮の流れが強くなりましたので、間一髪??



南部平坦地をほぼ終了し、本丸に上るとこの状態でした。


本丸から二の丸、三の丸にかけては


草刈りを行うと
 本丸は

 

二の丸、三の丸は



きれいになり歩きやすくなりました。

午後から潮流体験船が能島と鯛崎島の間に突入??



この日は草刈り機1台の調子が悪く、全郭部の草刈りをおこなうことができませんでしたので、来月、南部平坦地の石垣補修の時、続きを行う予定です。(D)





2013年5月26日日曜日

バリシップ2013見てきました


 バリシップ2013がテクスポート今治を中心に、5月23(木)~5月25日(土)に開催されていました。

 一般者が見学可能なのは5月25日(土)のみということで、休みを利用して見学してきました。今回で3回目の開催となり、回数を重ねるごとに規模や参加企業の数が増えていくように感じています。

 バリシップ自体は2年に一回ということで、クルマ好きの私Dにとってモーターショー的なイベントごとは大好きです。船は大きいので実物は展示できませんが、船舶模型・関連機材などを各ブース、会社ごとに展示しており、クルマ産業によく似た集積産業であることがひしひしと伝わってきます。そして最先端の技術が見て回れるような内容となっていました。

で、毎回驚かされるのはその来場者のごったがえした様子。圧巻されます。


 バリシップが始まるのは午前10時からでしたので、近くで朝9時から一般者が乗船見学できる日本丸に乗船してきました。


 
 若い船員さん達に出迎えられ、いつもと違う帆船に子供は大喜び。メインマストはその大きさもさることながら高さ(船底から)が55mもあるそうで、これを伝って帆を広げるんですね。。。

 甲板では船員さんたちがヤシの実を半分に割ったもので甲板掃除の実演。

 そして、山育ちの私にとっては初めて船室で海図が拡げられている光景を目にしました。



 中央テーブルの上に一枚の地図があるのがお分かりいただけると思います。おそらく魚島を中心とした新居浜、西条、今治の海図と思われます。

 当館ではちょうど「来島海峡の旧版海図展」を行っており、実際の利用状況を目で確認できました。上記企画展(観覧無料)は6月30日までの開催ですので、まだ観覧されていない方はぜひご来館ください。

 約50分ぐらいかけてゆっくり船上を観察し、一路パリシップ会場に移動したところ今年も受付前に大行列!!

 展示ブースの中も人ヒト人であふれかえっていましたが、息子と2人で各ブースを見て回りました。




 M石油さんのブースでは古風なパネルで水軍の歴史が感じる展示状況でした。また当館から貸出提供した着付体験に用いる「水軍兜」は早速、親子連れなどが試着・記念撮影。こういった場所で利用されるのも関係者としてはうれしくなります。また当館で上映されている能島村上水軍の解説ビデオも映し出され、村上水軍が宣伝されていました。

 

最後に、体験・ゲームコーナーで工作とポンポン船レース。

積木をベースとしたゴム動力船の工作は私と息子が制作に熱中し、写真を撮り忘れました。家に帰ってお風呂で遊んだのは言うまでもありません。

ポンポン船レースは10秒ほどのレースですが、7月28日(日)に宮窪で開催される「水軍レース」を髣髴される風景が感じ取れました。。

丸一日、海と船を感じられる日でありました。(D)


2013年5月25日土曜日

和船を間近で見るチャンス




宮窪町の夏の風物詩、水軍レース大会に向けて準備が進んでいます。

当館のお向い、能島水軍さんの横では、レースで使う復元小早船のメンテナンスがおこなわれています。来月には、練習用で2艘ほど浮かべられる予定です。

「現代の名工」(厚生労働大臣表彰)に選ばれた伯方島の船大工、渡辺忠一さんが造られたこれらの和船。水軍レース大会は、和船文化の継承も目的としていますので、その造船技術にも触れていただきたいとおもいます。この機会にぜひ間近でごらんください。

水軍レースは、7月28日(日)、村上水軍博物館前の特設会場で開催されます。
問い合わせは、実行委員会(でんわ0897-86-2008 宮窪町漁協内)です。ぜひご参加ください。(K)

2013年5月24日金曜日

バリシップ2013



国際海事展『バリシップ2013』がテクスポート今治などで開催されています。
一般来場者の見学会は、あす5月25日(土)です。

くわしくは、下記の海事都市推進課のホームページなどをご覧ください。


ある会社の方から、「出展ブースを、村上水軍・塩・海運といったキーワードでつくりたい。」という熱心なご相談を受け、少しだけお手伝いをさせていただきました。

おなじみの香川元太郎さんの作品『伊予水軍物語』のイラストや、小早船の模型、試着用のかぶとなどを貸出ししています。一般見学会に行かれる方は、ぜひ探してみてください。

海事都市今治の礎とも言える村上水軍の歴史・文化が、バリシップを通して情報発信されることは、当館としても大変うれしいことですね。(K)


2013年5月22日水曜日

『東寺百合文書』と村上水軍



京都市の東寺に伝わる国宝『東寺百合文書』が、2015年の登録を目指して、ユネスコの世界「記憶遺産」に推薦される、という今日の新聞記事を読みました。

この文書には、中世の時代に東寺の荘園であった「弓削島荘」に関する書状が含まれていることもあり、とくに上島町とゆかりの深い史料として有名です。新聞記事によると、塩文化を活かしたまちづくりに取り組む地元ではこの動きを歓迎されているそうですね。

『東寺百合文書』
 じつは、村上水軍の歴史を紐解くうえでもとても大切な古文書です。といいますのも、現在確認されている村上氏の存在を示す最も古い古文書が、この『東寺百合文書』の中にあるからなのです。

それは、1349(貞和5)年、東寺から弓削島へ派遣された使節にかかる経費を記した「伊予国弓削島荘串方并鯨方散用状」という書状で、その中に次のような記されています。

「一 野嶋酒肴料 三貫文」

これは一部ですが、全体の内容からは、使節の航海の安全を確保するために、「野嶋」に酒肴料が支払われたということが読み取れます。そして、この「野嶋」という人物がつまり、能島(のしま)村上氏である、と考えられているのです。

村上水軍研究において、この古文書の価値は単に能島村上氏の存在を示す最古の史料であるということにとどまりません。この頃にはすでに使節の船を警固する働きをしていることもわかる大変貴重な史料と言えます。

最後に。
源平の合戦と村上氏の関係を知りたい、という問い合わせがよくあるのですが、いまご紹介したように、もっとも古い史料は1349(貞和5)年。確かな記録に基づくならば、南北朝時代よりも前の村上水軍の歴史を語ることは、いまの段階ではとても難しいのです。(K)