2013年7月17日水曜日

四国の霊峰 石鎚山から見た瀬戸内海

今年は2010年並みの暑さになるということで、連日の暑さを求め、先週の仕事帰りに撮影した四国の高峰に登りたくなりました。


いつもの海キャンプは予約がいっぱいでなかなか取れず、久しぶりに山Pキャンに行ってきました。

ネットで調べてみると、西条側の瓶ヶ森林道は先日の崩落で通行止め。で、高知県へ抜ける寒風山から久万高原町方面へと変更。
土曜日、博物館での仕事が終わり、その足で夜間走行(涼しいんです)。目的地近くで停泊。


朝7時に開門する石鎚スカイラインはすでに行列。以前は有料でしたが、無料になってます。約20年ぶりの通行。標高1500mまで一気に上昇しました。←マイクルーザーは1速でフルパワー。にもかかわらず後ろは大名行列。迷惑をかけてしまいました。。。

土小屋ではすでに駐車場がいっぱいになっていました。


いよいよ登頂開始。ははじめての登山ですが、最初から足取りは良好。


途中、ブナの原生林を潜り抜け、その大木からでるマイナスイオンには癒されました。


所々で、自然観察。このあたりまではまだ心も体も余裕がありました。。


険しい山らしく岩盤に無理やり増設した木道。能島城跡の海蝕テラスにもこのような木道が設置されていたのでしょうか。


ブナ林を抜けると笹の草原に。能島城跡もこのように手を加えずとも美しい植生でいてほしいのですが。。



そろそろひと休み。は余裕ですが、私は少し堪えてきました。
 
成就社・ロープウェイ方面からとの合流地点。ワンコもひと休み。これから鎖ルート。ですが、を理由に迂回路へ回避。。このあたりから、10年前の登頂時のようにはいきません。確実に基礎体力の低下が。。。


以前登頂したときはこのあたりに小屋があったのですが、撤去され、鎖の工事等行っていました。この重機と資材は当然空からヘリで空輸されたのでしょう。

 
この日はガスが多く、いつもはよく見える道前平野、今治平野、瀬戸内海がうっすらと確認できる程度で、私Dのおうちも概ねの位置がわかる程度。画像中央よりやや右上に写っているのが以前紹介した来島村上氏の出城である平市島、その向こうが比企島、さらに大島、伯方、大三島と続きます。さらに2の鎖、3の鎖へと。。上にいくとさらによい眺めが。。。


足取りが悪くなりながらもようやく登頂成功。残念ながら高知県側(南側)は所々の雲程度。見晴らしはよかったのですが。。それにしても頂上で味わう弁当は格別の味でした。。。


山頂は午前11時近くでしたが、午前中でこの状態。瀬戸内海側(北側)は雲の中で、下界の様子はチラミどころではありません。。1時間ぐらい待ってみようと考えましたが。。


西日本最高峰の天狗岳。少しづつチラミ。


一瞬、雲がとれ、少し全容が。。それにしても聳え立つ崖。ここへ行くには、勇気が必要で、私はを理由に眺めるだけ。。


怖くないのかなぁ。。遺跡の発掘現場でも高い脚立を使い写真を撮るために、最上位へ乗っちゃうことがありますが、本当は怖いです。。
しばらくシャッターチャンスを待ってましたが、寒くなってきたので、下山を決意。


下山途中、地元の専門学校の生徒達と動向。途中で足が笑い始めました。
結局、下山途中も瀬戸内海側の雲はなかなか取れず、天空から能島をみようと計画しましたが、今回は残念ながらだめでした。次回は撮れるかな??

私は登頂後3日たった今でも両足のふくらはぎが痛み、朝の博物館の階段が苦痛です。日頃から基礎体力造りが大事であることを痛感した一日でした。一方、は昼寝程度で復活。

今度は運よく晴れ渡るかな? またトライします。(D)