2021年4月13日火曜日

【開催中!】愛媛県美術館コレクションによる「おでかけ美術館」 in 村上海賊ミュージアム +α

ブログを書くのが遅くなってしまいましたが、4月10日(土)から

愛媛県美術館コレクションによる
「おでかけ美術館」
 in 村上海賊ミュージアム

開催中です!

(※5月9日(日)まで)




愛媛県美術館所蔵の
」「瀬戸内海
をテーマとした作品14点を展示中!


東山魁夷野間仁根智内兄助
などの著名な画家の描いた作品が企画展示室にズラリ✨


キラキラ



いつもの企画展示室とは違う、美術館のような雰囲気です😊


詳しいリストは下記のリストをご確認ください↓



野間仁根は、村上海賊ミュージアムのある大島出身の洋画家で、バナーにも載っているような故郷を描いた作品がたくさん残っています。



この作品は、しまなみ海道ができる前の景色で、大島側から今治方面を見て描いたものです。

この作品の景色が見える場所は「火内鼻」。能島村上氏の拠点の一つ「姫内城」があったところです。

そして、中央に見えている島は「武志島」といって、ここも能島村上氏の拠点の一つ「務司城」がありました。


現在の景色はこんな感じ。来島海峡大橋があると雰囲気は変わりますが、同じ景色ですね。

📷T学芸員撮影


野間仁根を生んだ大島の吉海町にある

(吉海郷土文化センター)

では、「おでかけ美術館」と連携して

4月20日(火)から

野間仁根が描く瀬戸内海
ー風景を描くなら故郷を描けー

を開催!!




村上海賊ミュージアムと同じ大島内にある「野間仁根バラのミュージアム」を併せて見ることで、野間仁根の瀬戸内海を描いた作品がさらに楽しめます!!!


そして、チラシに載っているこの作品…




「おでかけ美術館」のこの作品と見比べると…?




同じ景色!!!


併せて見たいですね😊




そして、絵画に囲まれて中央に展示されている甲冑



これは

豊後森藩主 久留島家

伝来のものです。

久留島家は、村上海賊3家のうち「来島村上家の末裔です。


昨年度の企画展「KURUSHIMA―「海賊」から「大名」へ―」では

海賊来島村上氏が「大名久留島氏になるまでをご紹介しました。


この展示の一部が豊後森藩久留島家の御膝元

大分県玖珠町の

久留島武彦記念館

で展示されています!!!



(7月25日(日)まで)

「過所船旗(複製)」や昨年度新収蔵した「久留島通春書状」も出張中!

大分県の方はぜひ行ってみてくださいね😊




⚠愛媛県は現在感染対策期になっています。

お越しの際は、以下のような感染対策にご協力お願いいたします🙏





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