企画展「伊予国府を考える―今治平野の古代遺跡、その分析と国府発見への試み―」が12月9日(土)午前9時に開幕します。
今治市・今治市教育委員会・公益財団法人愛媛県埋蔵文化財センターが共同で開催する巡回展。朝倉ふるさと美術古墳館からやってきました。本会場が最終です。
「古代」とは、おおむね飛鳥時代、奈良時代、平安時代の頃を指します。展示されている出土品の年代は7世紀後半から10世紀。約400点の実物資料が、所せましと並んでいます。
「国府」とは、中央が地方を支配する拠点。
伊予の国府は「越智郡」にあったと平安時代の史料には書かれており、「国分寺」があることや、地名などの検討から今治平野が有力視されています。しかし、いまだそのエリアは特定されていません。
今治平野内であるならば、考古学的にはどの地域が有力地となるのか。
みなさんも、遺跡の解説や出土品をご覧いただき、ぜひ一緒にお考えください。
なお展示解説パンフレット(無料)を用意しておりますが、部数に限りがあります。
お一人様一冊に限り、2階受付にてお渡しさせていただきます。お早めにお求めください。
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