先日、因島にある重井中学校の生徒のみなさんに、村上水軍の授業を行いました。
ただし、私Kが因島に行って、みなさんの前でお話をしたわけでも、生徒のみなさんが村上水軍博物館に来館されたわけでもありません。
ここ村上水軍博物館から、重井中学校にいる生徒さんに向けて授業を行ったのです。
そう、インターネットによるライブ授業(遠隔授業)です!
タブレットに映っているのは、重井中学校の生徒のみなさん。
一人ずつ交代で私に質問をし、そのすべてに答えるという、なんとも刺激的な授業でした^^
質問の内容はまったく知らなかったので、未知なる生徒さんの質問に、約一時間、ひたすら答え続けました。
Q 村上水軍はどれくらいの人がいたのですか?
Q どれくらいの数の船を持っていたのですか?
Q なぜ活躍できたのですか?
なんという難問でしょう。素朴な疑問ほど、答えることが難しいですね。
人や船の数は、じつは解明されていないのです。
タブレットを動かし、能島城や写真を使いながら、説明を行いました。
遠隔授業なので、生徒のみなさんの反応がわかりにくいところもありますが、
会場の先生方の話によると、生徒たちは私の話をよく理解してくれいていたようでした。
さて、重井中学校の様子。
あとで知ったのですが、大型画面じゃないですか!恥ずかしい。。
質問の回答に困っている私の表情は、しっかりと生徒のみなさんに伝わっていたようですね。
もちろん、博物館に来ていただき、展示品や景色を見ながら説明できる方が良いとは思いますが、
それが叶わないときには、こういった授業も有効だなと思いました。
この場をお借りして、主催者である重井中学校の先生方、生徒のみなさん、実現に向けて尽力をされたコーディネーターの福山大学やNTTラーニングシステムズの関係者のみなさまにお礼を申し上げたいと思います。
この授業のようすは、愛媛新聞や南海放送のニュースでも取り上げていただきましたし、
FMラヂオバリバリでも紹介させてもらいました。
良い経験をさせていただき、ありがとうございました!
K