先週は、国際しまなみサイクリング大会のスタートポイントになりましたが、今から10数年前の開発造成前はマムシの多い山でした。
ピンポールを片手に踏査したり、試掘したり。カラダはまだ当時の地形や周辺の風景を覚えていますね。
ココは今から2000年ぐらい前の弥生時代中期後半頃に遺跡が密集していた場所です。点在していたのはすべて傾斜面。傾斜面を削ったり盛ったりして小規模な居住域や、作業場所を形成していました。
現在開催中 ( 11月3日(月)まで開催・あと2日 ) の平成26年度 企画展 「芸予諸島・海民文化の考古学」 でもこの弥生時代中期後葉頃の丘陵に広がる居住域や、その時代の土器なども紹介されています。ちょうど寒冷期にあたり、気候変動によって人々の居住域が限定されていったことがあったようですね。
なお、11月15日~12月25日まで愛媛大学の愛大ミュージアムでも引き続き開催されます。
今回訪れた「しまなみアースランド」 http://www.city.imabari.ehime.jp/kouen/seibukyuuryou/ は、現在広大な公園 と 新興住宅街へと変貌しています。
散策してみると調査後埋め戻され、10数年間そのままの場所もあり、段状遺構と凹線文のムラだった所は開発されず調整池のようになっていました。
能島城では、クヌギの群落と格闘していますが、ココでは「どんぐり」がアイテムの一つになってました。
今治では数少ない給電スポットの「しまなみアースランド」。2weekの試乗モニターに当選したので、試しに充電してみました。今治市で200Vの普通充電ができる箇所は、公共施設としてはココと大三島支所にあるようですが、受付の人に話をしてみると利用する人は1ヵ月で2・3人程度だそうです。
この手のタイプはあまり普及していないこともあるかもしれませんが、30分程度の滞在で満充電に。空の状態からフル充電 ( 200V ) で90分かかるそうですが、このような公園や博物館などの文化施設など滞在時間が比較的長い所では使い勝手がよさそうですね。
次の愛車は遠い将来、間違いなくPHV or PHEV になりそうです。(D)