先月は例年にない大雨と長雨。通常よりも多く草が伸びているよう。
上の写真のように2ヵ月間、放置したかのような伸び具合です。
今年から、能島城上陸ツアーなどの企画によって、一般の方が能島に上陸できる機会が例年になく増えている関係上、毎月2・3日程度、能島城内の平坦部分 ( 郭 ) を中心に草刈作業を行っております。
また能島の平坦部分からの眺めや、宮窪地区や伯方大島大橋方面からの景観向上のために傾斜面の草刈も同時行っています。
昨年度から景観向上と岩盤崩落防止のために高い樹 ( クヌギ ) を中心に伐採し、本丸や二の丸、三の丸から海岸線や遠くを見渡せれるように、背の高い矢竹や木のようにすぐ大きくなる草も伐採を行いました。
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この4月からは、切り株から生えてくる新芽を取り除いたり、イモづるのようなクズ葉が生え、取り除いてもイタチゴッコの状況が続いております。
今年度も能島の雑木伐採 ( 博物館からよく見える東部海岸側 ) が行われる予定です。
こういったことから景観を維持すべき面積は、増加の一途をたどっており、安全管理上大きな危険性を含んでいる傾斜の強い部分に手が回らないという問題も抱えています。
来年度以降は、人員や相対的に必要な予算 をもう一度見直す必要がありそうです。(D)