能島城へ目と鼻の先にある宮窪港から、いつものように出航。
第1便はすでに出航し、私が乗り込んだ漁船は第2便。
この日は最速9.5ノット(時速約18km)。かなり早かったよう…
潮流体験船とは違い、地元の漁師さん兼、発掘作業員兼、ミュージアムパートナーでもあるMさん所有の小型船なので、より潮の速さを体験できます。
潮の速さを見て、大きく迂回。潮の流れに対し、横滑り(ドリフト)しながら能島を目指します。
能島に近づくにつれ、鯛崎島にぶつかるような錯覚と、自分たちの乗った船が動いているのに、まるで能島城が動いているかのような錯覚になっちゃいます。
この日の帰り道は、行きと違い引き潮。鯛崎島沖で激しい潮流に逆らいながら宮窪港を目指しましたが、HDビデオと写真を撮りすぎた私の携帯は、バッテリー残が1%。残念ながら撮れずじまい。
博物館に帰ると、カバンの中の予備カメラの存在を忘れていて後悔しました。
めったに遭遇することのできない潮流。
この日(1月31日)の能島は、終始「 潮騒(しおさい)能島 」でした。(D)