2013年8月21日水曜日

大島での潮流体験

能島周辺では、宮窪漁協さんが運営している潮流体験船で、激しい潮流を体感することができます。
夏休み期間中やお盆も大盛況。

http://www.noshima.jp/choryu (潮流体験 能島水軍 youtube動画あり)

 
潮流体験は画像・動画だけでは味わえないので、実際にご来場し、体験していただくことをお勧めいたします。 
 
能島の潮流は見慣れてきたので、大島滞在の期間中(休みの日)を利用して大島のもうひとつの急流体験の場所へGO。
 
http://www.imabari-shimanami.jp/kurushima/ (来島海峡急流体験 youtube 動画あり)
 

 
 
お盆期間に入り、満席状態らしく2便待ちましたが、その間道の駅内を散策。新鮮な魚介類が宮窪同様、ところ狭しと並べられています。
 
いよいよ急流体験船に乗船。
来島海峡第2・3大橋を潜り抜け、この日のスポット 中渡島の2地点へ。
 
(この中渡島と大島側の武志島は、能島村上氏が安芸竹原に退去するまで、支配していた来島海峡の海城です。)
 
 
 船の大きさ等、宮窪とほぼ同一ですが、能島近海と違い来島海峡は海峡間の幅が広く、潮流自体の迫力では宮窪の方が一枚も2枚も上手であることは理解できました。

 
が、渦の大きさはこちらの方が大きいかも。。。
能島同様、潮の流れを読まないと簡単には上陸できないようです。
 
 
来島海峡の強潮流域分布は次のURLのとおりです。http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN6/1_kokai/kurushima/kurushima.html
 
 
 
 

 
海面に段差ができているのはお分かりいただけますでしょうか。
 
 
いつも通勤している来島海峡大橋の下側。スマートな造形美。
 

ここ来島海峡は前回の企画展(来島海峡の旧版海図展)でも紹介しましたとおり、世界でもここだけという特殊な航法を採る海域です。http://www6.kaiho.mlit.go.jp/kurushima/succor/guide/guide_j/jyunchu.htm
 

 
この後、馬島を抜け、芸予要塞の愛媛側の拠点であった小島近海へ。 (小島砲台の復元28cm榴弾砲も展示)
 
 
小島の次は、来島村上氏の本拠地である来島城(有人島)の近海をとおり、波止浜湾内の造船所近海をクルーズ。
 

 
このように急流体験だけでなく、能島村上氏の武志・中渡島、来島村上氏の来島城、小島の近代化遺産や、造船産業の紹介もガイドさんが逐一されていて、観光バスに乗っているような感じです。
 
この夏はぜひ大島で潮流体験をして見ませんか。夏の海はいいですよ。。
 
吉海の道の駅(下田水港)での急流体験やバラ公園、そして亀老山、カレイ山での遠望のあと、ぜひ村上水軍博物館にもお越しください
 
館内で村上水軍のことを学習していただき、宮窪能島の潮流体験(当博物館前の能島水軍)も体感していただきくことによって、より理解が深まります。 (D)