午前中は、いよココロザシ大学さんが主催する講座の一環で、飛び入りのお客さんを含めると30~40人の参加がありました。小雨強風のなか多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
過去の経験から、様々な質問が予想されました。
人は住んでいたのですか?何人くらい?
水や食料はどうしていたのですか?
水や食料はどうしていたのですか?
村上水軍の大将もここに住んでいたのですか?
何で能島に城が築かれたのですか?
桜はいつ植樹されたのですか?
私がこの講座の講師をお受けした理由は、能島城の最新調査成果を現地でお話することはもちろんですが、満開のソメイヨシノの下で、樹木の根が遺跡を壊しているという現実をお伝えできるチャンスだと思ったからでした。
年に一度の桜を見るために来ている人もいるなかで、少し勇気が必要でしたが、一生懸命ソメイヨシノの被害を訴えました。意外にもソメイヨシノを擁護する声はなく、みなさんが真剣に受け止めてくださったようでした。
なかには、「城に桜はつきもので、確かに満開になれば綺麗だけど、文化財を壊さないかどうかじつは心配していた。やっぱりそうだったか。」という方もいらっしゃいました。
午後にも希望者を対象に水軍ツアーを行いました。相変わらずの強風で、時折小雨も降るなか、15名程度の参加がありました。発掘作業員でせんどうさん会員の村上さん、地域おこし協力隊の中島隊員にも協力いただき大変助かりました。
ガイドのあと、海岸を散策したいというお客さんと一緒に、東部海岸を歩きました。
強風のおかげで、この時期には珍しい澄んだ景色を見ることができました。
今年度も能島の発掘調査を予定しております。
秋には現地説明会なども企画したいと思っていますので、またこのブログでもお知らせします。
同日開催のみやくぼ浜のマルシェについてはまた後日のブログで。(K)