水軍博物館では、史跡保護の一環として、
城内の植生の状況や破損箇所がないかなどを定期的にチェックしています。
10日あまり前の記事にあったような木々の色づきはすでに過ぎ、
落葉したサクラやクヌギの枝の隙間からは
潮の流れや周囲の島々がはっきり見えるようになってきました。
→ 11/23(金) 色づく能島②
木々は落葉し、主郭→二之丸→三之丸の段がはっきりわかります |
能島を取り巻く潮流と彼方に見える見近島(橋脚のある島) |
三之丸から見た荒神瀬戸(能島と鵜島の間)の潮流 右手前の砂浜は能島の玄関口と考えられる「船だまり」 |
普段は木々に覆われている能島も、
この12月から、新芽が吹く3月までの間、
もっともその形状がわかりやすい季節となります。
対岸の大島にある水場、宮窪港、カレイ山展望公園などから、
郭のかたちを観察してみてください。(S)