当日は、13時からの開演にも関わらず、10時頃から続々と参加者のお客様が来館されました。
理由を尋ねると、「シンポジウムの開館前に、特別展を見ておきたい。」とのことでした。参加者の意気込みが伝わり、報告者の一人でもあった私の緊張は高まる一方です。
客席は、約110人の参加者で、ほぼ満席となりました(写真)。村上水軍研究への注目度の高さをうかがうことが出来ました。
シンポジウム冒頭では、この度、『久留島家文書』をお貸しいただいた来島村上氏の末裔、久留島家18代ご当主(村上通康から数えて)にもご参加をいただき、開催にあたりご挨拶をいただきました。
参加者の年齢は、10代~80代までと様々で、市内外の歴史研究者・愛好家はもとより、地域住民の方の参加も多く見られました。今治市、松山市在住の方が多くを占めるなかで、東京都、香川県、広島県、山口県の参加者も見られました。
終了後のアンケート結果は右図のとおりです。
大変満足、ほぼ満足のお客様が92%という、大変高い評価をいただきました。
その一方で、「時間が短すぎる」「少し難しかった」などといったご意見も多く頂戴いたしました。
今後の運営に活かしていきたいと思います。貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。参加者のみなさまには、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。
特別展『海の来嶋・山の久留嶋-来島村上水軍から近世大名久留島家へ-』は、12月16日まで当館にて開催中です。ぜひお越しください!
展示図録は300円で販売しております。郵送での購入もできますので、詳しくは、このホームページの刊行物のページをご覧ください。(K)